【MLBオールスター】9回同点でも「延長戦」はなし!?最後は『ホームラン勝負』で決着する驚きの特別ルール
スターが集まる一夜には、通常の試合と違う決着方法がある
アメリカン・リーグとナショナル・リーグのスター選手が集結するMLBオールスターゲーム。
2026年は現地時間7月14日、フィラデルフィアのシチズンズ・バンク・パークで開催されます。
通常の試合では、9回を終えて同点なら延長戦に入ります。
しかしMLBオールスターでは、9回終了時に同点だった場合、延長戦を行わず「スイングオフ」と呼ばれるホームラン勝負で決着をつけます。
両チームから3人ずつが出場し、合計本塁打数を競う
スイングオフでは、アメリカン・リーグとナショナル・リーグの監督が、それぞれ3人の打者を選びます。
けがに備え、代替選手も1人ずつ決めておく仕組みです。
選ばれた打者には、それぞれ3スイングが与えられます。
両チームが交互に打ち、3人が放った本塁打の合計数が多いチームの勝利です。
投手が投げた球を見送っても、スイング数には含まれません。
打者は納得できる球を待ち、3回のスイングで何本スタンドへ運べるかを競います。
ホームラン数まで同じなら「3スイング対決」を繰り返す
両チームの合計本塁打数が同じだった場合も、通常の延長戦には戻りません。
それぞれの監督が参加選手の中から1人を選び、再び3スイングずつの直接対決を行います。
それでも決着しなければ、勝敗が決まるまで同じ形式を繰り返します。
参加する打者は、当初選ばれた3人の中から各対決ごとに変更することも可能です。
スイングオフに勝ったチームは、公式記録上、1点差の勝者となります。
ただし、投手には勝ち投手や負け投手の記録がつきません。
2025年、史上初のスイングオフが現実に
スイングオフは、2022年に発効した労使協定で導入されました。
しばらく出番はありませんでしたが、2025年のオールスターゲームで初めて実施されています。
この試合は9回終了時点で6対6。ホームラン勝負では、ナショナル・リーグが4本、アメリカン・リーグが3本を放ち、ナショナル・リーグの勝利となりました。
なかでも活躍したのが、カイル・シュワーバー選手です。
与えられた3スイングすべてで本塁打を放ち、史上初のスイングオフによる勝利とMVP獲得に大きく貢献しました。
まとめ
MLBオールスターは9回終了時に同点でも延長戦に入らず、3人ずつの打者によるスイングオフで決着します。
試合が終盤まで競ったときは、突然始まる『ホームラン勝負』にも注目です。
参考
・MLB「MLB All-Star Week 2026 Schedule」
・MLB「If All-Star Game is tied after 9, it's decided by a swing-off」
・MLB「NL wins All-Star Game decided by unprecedented Derby-like swing-off」














