「この借金、何に使ったの?」豪華なプレゼントを贈り続けた恋人。だが、隠していた事実に別れを決意
記念日のたびに届く高価なプレゼント
以前交際していた恋人は、記念日をとても大切にする人でした。
誕生日やクリスマスになると、ブランドのバッグやアクセサリーなど、私では簡単に買えないような物を贈ってくれます。
「せっかくの記念日なんだから、遠慮しなくていいよ」
彼はいつも笑いながら、そう言っていました。
付き合い始めた頃の私は、高価なプレゼントをもらうたびに、自分が大切にされているように感じていました。
しかし、交際が長くなるにつれ、少しずつ疑問を抱くようになりました。
彼の収入は、おおよそ聞いていました。家賃や生活費を払いながら、何度も高価な物を買えるほど余裕があるとは思えなかったのです。
「無理して買ってない?」
私が尋ねても、彼はいつも軽く笑いました。
「心配しなくても大丈夫。ちゃんと考えてるから」
その言葉を信じ、私はそれ以上聞かないようにしていました。
テーブルに置かれていた督促の通知
交際を始めて二年ほど経った頃、彼の部屋を訪れた日のことです。
彼が飲み物を買いに出ている間、テーブルの上に置かれた封筒が目に入りました。
中身をのぞくつもりはありませんでしたが、封筒から出たままになっていた書類には、カード会社の名前と支払期限が大きく記載されていました。
そこには、キャッシングの利用残高と、返済が遅れていることを知らせる内容が書かれていました。
残高は、私が想像していたよりもはるかに大きな金額でした。
戻ってきた彼に、私は書類を示しました。
「これ、どういうこと?」
彼は一瞬表情をこわばらせると、書類を私の手から取り上げました。
「少し借りてるだけだよ。毎月返せば問題ないから」
「何に使ったの?」
何度か聞くと、彼は観念したように話し始めました。
最初は競馬やパチンコに使うため、少額を借りただけだったそうです。しかし、負けた分を取り戻そうとして借り入れを重ね、返済が苦しくなっていました。
さらに、私に贈っていたプレゼントの一部も、カード払いやキャッシングで用意していたと認めました。
「喜んでほしかったんだ。次に勝てば返せると思ってた」
その言葉を聞いた瞬間、これまで受け取った贈り物の見え方が大きく変わりました。
高価な物が欲しかったわけではありません。借金を隠したまま、何事もないように振る舞われていたことが悲しかったのです。
「もうギャンブルはやめる。借金も必ず返すから」
彼は何度も謝りました。
けれど、借金の金額についても、返済方法についても、具体的な説明はありませんでした。
私はしばらく考えたあと、別れることを伝えました。
「プレゼントの問題じゃないよ。大切なことを隠されたまま、これからも一緒にいるのは難しい」
彼は引き止めましたが、私の気持ちは変わりませんでした。
別れた後、受け取った物を見るたびに複雑な気持ちになり、手元に残っていたプレゼントは少しずつ整理しました。
あの経験以来、金額や見た目ではなく、無理をせず正直に向き合える関係を大切にしたいと思っています。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














