「毎月2万円だけ、うちから出そうと思う」義実家の生活費を援助したいと言った夫。1年後、義兄の行動に感じた本音
義兄が困るたび、義両親が手を貸していた
夫がその話を切り出したのは、夕食の片づけが終わったあとでした。
「毎月2万円だけ、うちから出そうと思う」
何のことか尋ねると、義実家の生活費を少し援助したいのだと言います。
夫は3人兄弟の三男です。
義兄は兄弟の中で一番早く家を建て、そのときも義両親が何かと手を貸していたようでした。
その後、義兄は人事異動で手取りが減り、車のローンの支払いにも困るようになったそうです。
後から夫に聞いたところ、義兄は義両親に相談し、100万円ほど援助してもらったといいます。
私は思わず、「そこまで出して大丈夫なの?」と夫に聞きました。
しかし夫は、「親のお金だし、うちが口を出す話じゃないよ」と言うだけでした。
私も嫁の立場で強く言えることではなく、それ以上は何も言いませんでした。
新車の話を聞いた1年後
驚いたのは、それから1年ほど経ったころです。
義兄が車を買い替えたと聞きました。しかも新車で、再びローンを組んだというのです。
「前のは古かったからさ。今度のは燃費もいいんだ」
電話でそう話す義兄の声を聞きながら、私は複雑な気持ちになりました。
もちろん、車が必要な事情はあるのでしょう。それでも、少し前に義両親から大きな援助を受けたことを思うと、簡単には納得できませんでした。
そして今度は、義兄たちを支えてきた義実家のほうに余裕がなくなってきたのだと夫は言います。
「親もこれから先があるから、少しくらい助けたいんだ」
夫の気持ちも分かります。けれど、その結果として私たちの家計から毎月2万円が出ていくことには、すぐに「そうだね」とは言えませんでした。
義兄だけ、義両親だけを責めれば済む話でもないのでしょう。
ただ、誰かが困るたびに家族の中でお金を回し続ければ、次に負担する人が出てきます。
私は夫と話し合い、まずは家計にどの程度余裕があるのかを確認することにしました。
家計簿には、とりあえず「義実家への援助 2万円」と書きました。その横に、まだ開始月は入れていません。助けるとしても、金額や期間を曖昧なままにしたくないと思ったからです。
※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた50代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














