「私も同じバッグ買っちゃった!」と私の持ち物を次々に真似るママ友。ランチ会で私が答えた途端、ママ友が硬直
毎週そろってしまう持ち物
ランチ会で、ママ友は私と同じバッグを見せて笑いました
ランチ会の席で、私は子どもが同じクラスのママ友と座っていました。
少し離れた席では、ほかのママたちが話に花を咲かせています。
彼女は以前から、私の持ち物をよく見ていました。
私が着てきた服や新しく買った小物を確かめては、翌週にはまったく同じ物を身につけて現れるのです。
先月も、私が使っていた水筒と同じ物が、翌週には彼女のバッグから顔を出していました。
この日、彼女が笑顔で持ち上げたのは、私が先週買ったからし色のバッグと同じ物でした。
私のバッグも、テーブルの端に置いてあります。彼女が着ている淡いピンクのブラウスも、私が以前に着ていた物とよく似ていました。
「私も同じバッグ買っちゃった!」
彼女はうれしそうに笑っています。私は何と返せばいいのか分からず、思わず小さくため息をつきました。
私は文句を言えず、笑ってその場をやり過ごしました
気に入った物を見つけても、翌週には彼女から『お揃いね』と言われてしまいます。
最初は偶然だと思っていましたが、何度も続くうちに、好きな服や小物を選ぶことまで気が重くなっていました。
もちろん、同じ物を買うこと自体は彼女の自由です。悪気があるのかも分からず、はっきり注意するのは難しいと感じていました。
それでも、同じクラスの保護者として顔を合わせる機会は多く、角を立てたくない私は、いつも笑ってやり過ごしてきました。
彼女は身を乗り出して、うれしそうに話しかけてきました。
「あなたの選ぶ物なら、間違いないもの。」
「どこで買ったか、教えてね。」
「そしたら、すぐ買うから。」
私は口を真一文字に結び、ぎこちなく笑ってうなずきました。
実は、私は昔から裁縫が好きで、休日には自分の服を作ることもありました。市販の服とは違い、自分の好みに合わせて生地や形を選べるのが楽しみだったのです。
そのとき、少し前に完成させたワンピースのことが頭に浮かびました。
とっておきの一着で向かった日
私は手作りの一点物のワンピースで、ランチ会に出かけました
このまま相手に合わせてばかりいても、何も変わりません。私は次のランチ会に、自分で作った服を着ていくことにしました。
その日に選んだのは、深緑のワンピースです。何か月もかけて自分で縫い上げた一着で、胸元には白い布の花飾りを三つ付けました。
時間をかけて仕上げたお気に入りの服です。誰かへの対抗心だけで作ったものではありませんが、今日はこれを着て、堂々と過ごしたいと思いました。
先に席に着いていた彼女は、私の姿を見るなり、目を輝かせました。
「その服、どこの店?私も買う!」
彼女はすぐにスマホを取り出し、画面に指を乗せています。いつものように、購入できる店を調べようとしているようでした。
私は小さくうなずき、背筋を伸ばして口を開きました。
「手作りの一点物。店には並ばないの。」
手作りだと知ったママ友は言葉を失い、私は自分の好きな服を楽しむようになりました
予想外の返事だったのか、彼女の笑顔が一瞬固まりました。スマホを持つ手を下ろし、戸惑ったように私のワンピースを見つめています。
「え……お店に並ばないの?」
私は静かにうなずきました。彼女はしばらく黙っていましたが、やがてスマホをしまい、別の話題に移りました。
それだけのやり取りでしたが、私にとっては少し気持ちが軽くなる出来事でした。
これまで相手に合わせて、聞かれたことには何でも答えようとしていた自分にも気づいたのです。
その後も彼女から服や小物の購入先を聞かれることはありましたが、私は以前のように毎回詳しく教えるのをやめました。
自分が気に入って選んだ物を、無理に共有する必要はないと思えるようになったからです。
すると、しばらくして彼女が私と同じ物を持って現れることも、次第に減っていきました。
今では、彼女とも必要以上に気を使わず、同じクラスの保護者として普通に接しています。
何よりうれしいのは、また自分の好きな服を楽しめるようになったことです。
誰かと同じかどうかを気にするより、自分が気に入った物を大切にしたい。そう思いながら、今も休日には好きな生地を選び、服作りを楽しんでいます。
※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














