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2026.11.03(Tue)

「今月も有給?何しに行くの?」と休みの理由を毎回問いただすお局。私が行き先を答えると、お局の顔が引きつった

「今月も有給?何しに行くの?」と休みの理由を毎回問いただすお局。私が行き先を答えると、お局の顔が引きつった

申請書を受け取るお局の問いただし

お局は申請書を受け取り、私に休みの行き先を尋ねました

お局は申請書を受け取り、私に休みの行き先を尋ねました

私は事務所で働く30代の会社員です。同じ部署には、長年勤めている年上の女性、いわゆるお局がいます。

部署のことは何でも把握していたいようで、私たちの予定まで細かく気にしています。

休みの申請書を出すと、お局はいつも私の席まで来て、休む理由を聞いてきます。

有給を取るたびに同じやり取りが続いていたため、申請書を出す朝は少し身構えてしまいます。

この日も、有給の申請書を渡すと、お局は紙を受け取り、笑顔で顔を近づけてきました。

「今月も有給?何しに行くの?」

私は濁そうとしましたが、お局に行き先を聞かせるよう迫られました

私は濁そうとしましたが、お局に行き先を聞かせるよう迫られました

これまでの私は、『家の用事で』『ちょっと用事があって』と、あいまいに答えてきました。

ところが、お局は誰と行くのか、いつ決まったのかと、さらに質問を重ねてきます。答えるほど質問が増え、休みを取るのが気重になっていました。

ところが今月は、前から決めていた大事な予定があり、何日も休むつもりでした。

お局は申請書の日付をじっと見て、眉をひそめました。私はまた質問が続くのかと思い、気が重くなりました。

「今月は何日も休むのね。」

「どこへ行くのか、聞かせて。」

いつものようにあいまいに答えても、さらに聞かれるかもしれません。私は申請書を持ったお局の手元を見つめながら、どう答えようか考えていました。

お局のほうへ顔を向けた私

私は笑顔でお局に、好きなバンドの全国ツアーに行くと答えました

あいまいに答えるから、かえって質問が続くのかもしれません。

それなら、聞かれたとおりにはっきり伝えよう。私はそう決めました。

私は体ごとお局のほうへ向き直り、背筋を伸ばして、思いきり笑いかけました。

「好きなバンドの全国ツアーに行きます!」

「初日から最終日まで追いかけます!」

自分でも驚くほど、明るくはずんだ声が出ました。

事務所に響いていた話し声やキーボードの音が、ふっと途切れました。

お局は引きつった顔で席に戻り、以後は理由を聞かなくなりました

お局は目を見開いたまま、しばらく動きません。口元がひくひくと動き、笑おうとしているように見えました。

「そ、そう……楽しんできてね。」

「ありがとうございます!」

お局は申請書を私の机に置き、しばらく口ごもっていました。

やがて、黙って自分の席へ戻っていきました。それ以上、休みの理由を聞かれることはありませんでした。席に着いてからも、お局はこちらを向こうとしませんでした。

あれからお局は、私の申請書を黙って受け取るようになり、行き先も理由も聞かれません。

申請書を出す朝の気持ちが、前よりずっと軽くなりました。休みの前日は、いつもより早く仕事が片づきます。ツアーの日が近づくほど、仕事にも張り合いが出ています。


※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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