「縁を切るって言ったのは、おばあちゃんだよ」産後の面会を断ると怒鳴った夫の祖母。数か月後、再び訪ねてきた祖母に夫が告げた言葉
出産直後から始まった祖母とのトラブル
娘を出産した翌日、私の母が病院へ来てくれることになりました。
ところが、その話が夫の実家に伝わると、夫の祖母から夫に電話がかかってきたのです。
「なんで自分らが先じゃないんや!」
病室に戻ってきた夫からそう聞かされ、私は戸惑いました。
しかし、次に顔を合わせたとき、夫の祖母は私の手を取り、優しい声で話しかけてきました。
「よう頑張ったねえ。困ったら何でも言うてよ」
電話ではあんなに怒っていたのに…。
その態度の違いに、どう接すればいいのか分からなくなりました。
退院後も体調がなかなか戻らず、夫と相談して、2週間健診が終わるまでは家で静かに過ごすことにしました。
そんなある日の夜10時ごろ、突然玄関のチャイムが鳴りました。
夫と一緒に玄関へ行くと、そこには夫の祖母が立っていました。
「明日、おばさんも連れて赤ちゃん見に来るけん。ええね?」
「すみません。まだ体調が戻っていなくて。健診が終わるまでは、来てもらうのを控えようって話しているんです」
私がそう伝えると、夫の祖母の表情が険しくなりました。
「あんたが決めることやないやろ」
「いや、俺もそう考えてるんだ。今はゆっくり休ませてあげたいから」
夫が間に入ると、祖母はさらに声を荒らげました。
「まだ赤ちゃんに会えてない親戚もおるんよ!」
突然怒鳴られ、私は言葉が出ませんでした。
結局、夫の祖母は不満そうな様子で帰っていきました。
「縁を切る」と言った祖母が再び訪問
それから数か月、夫の祖母からの電話は続きました。
何度も責めるようなことを言われ、私は夜中に泣いてしまう日もありました。
見かねた夫が、もう責めるようなことは言わないでほしいと伝えてくれました。
すると今度は、夫に泣きながら電話をかけてきたそうです。
「そこまで嫁の肩を持つんなら、もうあんたらとは縁を切るけん」
ところが、そう言ったあとも、夫の祖母からは畑の野菜やテレビの話など、何事もなかったかのようにメッセージが届きました。
縁を切ると言っていたのに、どういうつもりなのだろう。
私は困惑するばかりでした。
そんなある日の昼、夫の祖母がまた事前の連絡もなく訪ねてきました。
手には、お菓子の入った紙袋を提げています。
「ひ孫の顔を見に来たんよ。うちの家の子なんやけん、ちょっと上がらせて」
私が返事に迷っていると、夫が私の前に出ました。
「縁を切るって言ったのは、おばあちゃんだよ」
夫の祖母は、少し驚いたように夫を見ました。
「何を今さら…。ひ孫に会いに来ただけやろ」
「それは分かるよ。でも、あれだけ妻にひどいことを言って、縁を切るって言ったよね」
夫は声を荒らげることなく、続けました。
「会いたいなら、まず妻に謝ってほしい。俺たちは、何もなかったことにはできないよ。謝ってくれるまでは、家には上げられない」
夫の祖母は何か言いかけましたが、そのまま黙ってしまいました。
紙袋を握り直し、私のほうに目を向けたものの、すぐにそらしました。
門の外では、犬を散歩させていた近所の人が足を止めていました。
夫の祖母はそれ以上何も言わず、お菓子を持ったまま帰っていきました。
それから、畑の野菜やテレビの話といった連絡が届くことはなくなりました。
玄関のドアを閉めた夫は、私の肩にそっと手を置きました。
「もっと早く、ちゃんと言えばよかった。ごめん。これからは俺が話すから」
「うん。ありがとう」
夫が私の気持ちを受け止め、はっきりと伝えてくれたことが、何よりもうれしかったです。
※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














