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2026.04.29(Wed)

「いいお嫁さんになれますね」はもう古い?周庭氏の指摘から考える、令和の時代にふさわしい褒め言葉の形

出典:周庭X(@chowtingagnes)

香港の民主活動家である周庭氏が、日本のテレビ番組で多用される女性への褒め言葉に異論を唱え、ネット上で大きな議論

カナダで亡命生活を送る香港の民主活動家、周庭さんが自身のSNSで発信した内容が注目を集めています。きっかけは、日本のテレビ番組で未婚女性に対して使われる、いいお嫁さんになれますねという言葉でした。周庭さんは、この表現が外国人である自身にとって理解しがたく、もし自分が言われても嬉しくないと感じる旨を率直につづっています。

 

彼女の主張の根底にあるのは、誰もが結婚を望んでいるわけではなく、女性の価値は結婚によって決まるものではないという考えです。人それぞれの意思を尊重することこそが自由な社会のあり方だと説き、特定の役割を押し付けるような褒め言葉ではなく、料理が上手ですねといった具体的な事実を褒めるべきではないかと提案しました。

 

この発信に対し、SNS上では多くのユーザーが反応を示しています。

 

賛成派からは

 

『几帳面さや優しさを意味する比喩表現なのだから悪くないと思っていたが、最後に挙げられた具体例を見て納得した。ぐうの音も出ない』

 

といった、表現のアップデートを支持する声が上がりました。

 

一方で、異論を唱える層も少なくありません。

 

『そんなに噛み付くような事かな。ただの褒め言葉をなんで素直に受け止められないんだろう』

 

という困惑や、

 

『古い考えや価値観を大事にする人たちも存在する。自由であるべきと言いながら相手の自由は認めないという矛盾に気づくべきだ』

 

といった、伝統的な価値観や相手の善意を尊重すべきだという意見が目立ちます。

 

かつての日本では、家庭を支える能力を称賛することが最大級の敬意とされていた時代がありました。しかし、個人の生き方が多様化した現代において、良き家庭人という枠組みだけで人を評価することに窮屈さを感じる若者が増えているのも事実でしょう。言葉は時代とともに変化するものですが、受け取り手の状況や文化背景によって、同じ言葉が毒にも薬にもなるというコミュニケーションの難しさが浮き彫りになった形です。

 

周庭さんの投げかけた疑問は、私たちが無意識に使っている日常的な表現を見直す良い機会かもしれません。

 

相手を尊重したいという気持ちがあるのなら、これからの時代は性別や役割に基づいた固定観念から離れ、目の前の人の才能や努力そのものを称える柔軟さが必要なのではないでしょうか。

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