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2026.06.01(Mon)

「理由は言えない」前触れなく別れを告げた夫。だが、SNSの投稿内容を見て、本当の理由を知った

「理由は言えない」前触れなく別れを告げた夫。だが、SNSの投稿内容を見て、本当の理由を知った

別れを告げた夜、彼は一度も私の目を見なかった

「もう終わりにしたい」と告げてきた夫は、その夜ずっとどこか別の場所を見ているようだった。

私の顔ではなく、テーブルの端や壁の一点を見続けていた。

喧嘩の後ではなかった。

前日も普通に連絡を取り合っていた。それなのに急に「別れよう」と言われ、理由を聞いても何も答えてくれなかった。

「理由は言えない」

その一言だけが残った。

どれだけ聞いても、「言えない」以上の言葉が出てこなかった。

泣いても、落ち着いて話そうとしても、壁は崩れなかった。

結局、彼の意思が固く、別れることになった。納得できないまま月日が過ぎた。ただ時間だけが過ぎていった。

SNSに書いてあった「〇年目」の文字

数ヶ月後、何となく元夫のSNSを開いた。

新しい彼女との写真があった。それだけなら驚かなかった。

でも投稿にはこう書かれていた。

「この人が運命だと思う。〇年目の記念日もありがとう」

画面を見つめたまま、動けなくなった。

「〇年目」という言葉と投稿の日付を照らし合わせた瞬間、頭の中で全てが繋がった。

その関係の始まりは、私たちがまだ一緒にいた頃と完全に一致していた。偶然ではない。日付は正確だった。

震える指で過去の投稿を遡った。写真の背景、コメント欄、タグされた場所。全部を見ていくと確信に変わった。

私との交際が終わる前から、すでに別の人との時間が始まっていた。

気づいたとき、全身がじわりと冷えた

さらに見ていくと、2人のあいだには子どもがいることもわかった。

写真の時系列から、おおよその時期まで見えてきた。

「理由は言えない」という言葉の意味が、ようやくわかった気がした。言えなかったのではなく、言えるはずがなかったのだ。あの夜、どこか別の場所を見ていた理由も。

私の目を見ずに別れを告げていた彼の表情を思い出した。

空虚な笑顔だったか、何か別のものだったか、もう正確には思い出せない。でも今となっては、あの視線が何かを物語っていたのだと気づく。

スマートフォンを置いたのに、目を閉じても投稿の文字が頭に残った。

「この人が運命だと思う」という言葉が、私が隣にいた時間と重なり合っていた。

この状況を知っている共通の知人がいる。どこまで把握しているかはわからない。知っているなら、なぜ教えてくれなかったのか。知らないなら、今後どこかで会ったとき、どんな顔をすればいいのか。

2人は今、子どもと一緒に暮らしている。今でも思い返すたびに、背筋がひやりとする体験だった。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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