「今度、この家貸してよ」妻と建てた新築を馬鹿にする義妹→身勝手な要求に義母が一喝
見下されっぱなしだった、新築のお披露目
妻と建てた新築に、義妹を初めて招いた休日のことです。
ローンを組んで、二人でようやく手に入れた大切な家でした。
玄関を上がった義妹は、開口一番こう言い放ちました。
「思ったより普通だね」
期待外れとでも言いたげな顔で、ぐるりと家の中を見回します。
玄関のタイルから天井まで、値踏みするような視線でした。
リビングのソファに目を留めると、鼻で笑うように続けました。
「うちの方がいいソファ」
妻はただ、困ったように笑うしかありません。
気に入って選んだソファなのにと、私は内心むっとしました。
キッチンも、カーテンも、何を見ても義妹は自分の家と比べてきます。
「うちはこの倍は広いよ」
お茶を出せば「うちのカップの方が高いの」と、とどまるところを知りません。
「この間、海外旅行に行ってきたの」と、話はどんどん自慢に流れます。
次々と飛び出すマウントに、私は内心うんざりしていました。
それでも妻の身内のこと、無下にもできず言葉を飲み込みます。
義母の一喝で、義妹が折れた日
極めつけは、帰り際の一言でした。
「今度、子どもの誕生会にこの家貸してよ」
十人は呼ぶという誕生会に、我が家を使うつもりだといいます。
「広くはないけど、子どもが遊ぶには十分でしょ」と勝手に決めています。
あれだけ見下しておいて、この図々しさです。
さすがに妻も、きっぱりと首を横に振りました。
「それは困る。うちはうちだから」
義妹は「ケチだなあ」と口をとがらせて帰っていきます。
あまりの言い草に、私はしばらく言葉が出ませんでした。
後味の悪さが残り、私はこの日のことを義母にだけ打ち明けました。
すると数日後、義母が義妹を家に呼び出してくれたのです。
「いい加減にしなさい」
よその家を見下して、あげく借りようとするなんて、と本気で叱ったそうです。
妻だけでなく私にまで失礼を働いた、と義母は許せなかったようです。
その日の夜、義妹から短いメッセージが届きました。
「この前は言い過ぎた。反省してる」
あれほど強気だった義妹の、思いがけない謝罪でした。
あの勝ち誇った態度が、すっかり影をひそめていました。
妻は画面をのぞき込み、ほっとしたように息をつきます。
「お義母さんが味方してくれるなんてね」と、うれしそうに笑いました。
味方でいてくれた妻の存在が、この家の何より大きな価値に思えた一日でした。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














