「迎えに来ているだけなのに、何が悪いんですか」深夜の騒音と無断駐車を繰り返す母親。だが、管理会社への記録が状況を変えた
深夜になると聞こえてくる話し声
数年前、私が暮らしていたアパートでの出来事です。
廊下の突き当たりにある部屋には、夕方から夜にかけて、幼い子どもたちが頻繁に出入りしていました。
詳しい事情は知りませんでしたが、住人が夜間に子どもを預かっているようでした。
子どもたちが部屋の中で過ごしている間は、それほど気になることはありませんでした。
困っていたのは、保護者が迎えに来る時間です。
日付が変わった深夜1時や2時ごろになると、アパートの駐車場に車が入ってきます。
エンジン音やドアを閉める音に続き、玄関前では保護者同士の立ち話が始まりました。
眠そうな子どもが泣き出したり、廊下を走ったりすることもあります。
壁の薄い建物だったため、その声や足音は寝室まで響いてきました。
ようやく眠りについたところで目を覚まされ、その後なかなか寝つけない日が続きました。
さらに、迎えの車が空いている契約駐車区画に無断で停められていることもありました。
短時間とはいえ、契約者が戻ってくればトラブルになりかねません。
ある夜、私は玄関前で話していた保護者の一人に声をかけました。
「夜も遅いので、話し声を少し抑えてもらえませんか。それと、契約者以外の駐車区画には停めないほうがいいと思います」
すると、その女性は不満そうな表情を浮かべました。
「迎えに来ているだけなのに、何が悪いんですか」
私は、車で迎えに来ること自体を責めているわけではありません。問題なのは、深夜の話し声と無断駐車です。
しかし、女性はそれ以上話を聞こうとはせず、子どもを車に乗せて帰っていきました。
記録を添えて管理会社に相談
直接伝えても改善されなかったため、私は管理会社へ相談することにしました。
最初に電話で事情を説明した際は、「建物内の生活音について確認します」という返答だけでした。
そこで私は、騒音が発生した日時やおおよその時間、無断駐車があった場所をメモに残すようにしました。
車のナンバーを記録するのではなく、車体の色や車種など、状況を説明するために必要な範囲だけを書き留めました。
同じことが起きるたびに記録し、数週間分をまとめて管理会社へ送りました。
すると、担当者から改めて連絡がありました。
「深夜の騒音と契約区画への駐車について、対象のお部屋へ書面で注意します」
その後、アパートの掲示板にも、深夜早朝の話し声や共用部分での騒音を控えること、契約していない駐車区画を使用しないことを求める案内が貼られました。
特定の住人を名指しする内容ではありませんでしたが、対象の部屋には個別にも注意が伝えられたようです。
数日後から、深夜に駐車場へ入ってくる車は明らかに減りました。
迎えの車が来る日も、保護者は玄関前で立ち話をせず、子どもを乗せるとすぐに出発するようになりました。契約区画への無断駐車も見かけなくなりました。
すべてが一日で解決したわけではありません。それでも、管理会社から正式に注意されたことで、少しずつ状況が変わっていったのです。
深夜に目を覚ますことがなくなり、久しぶりに朝まで眠れた日の安心感は、今でも覚えています。
直接注意して終わらせようとせず、日時や状況を記録したうえで管理会社へ相談したことが、解決につながったのだと思います。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














