【大谷翔平】またも『申告敬遠』で本拠地ファンが大ブーイング!なぜ「勝負しない」のか?申告敬遠の仕組みと戦略
2026年8月2日(日本時間3日)、ドジャースの本拠地・ドジャースタジアムで行われたレッドソックス戦。
大谷翔平選手が「1番・指名打者」で先発出場する中、2回2死二・三塁の好機で申告敬遠を選択されました。
本拠地のファンからは、大きなブーイングが巻き起こりました。
なぜ相手チームは大谷選手との「勝負」を避けたのでしょうか。今回は、申告敬遠のルールと、その戦略的な意味を解説します。
大谷翔平、今季16個目の申告敬遠
1点を追う2回2死二・三塁という好機。
レッドソックスベンチは迷わず申告敬遠を選択し、大谷選手を一塁へ歩かせました。
これで大谷選手は今季16個目の申告敬遠となり、ナ・リーグでトップという数字になりました。
2位のフアン・ソト選手(メッツ)とは7個差がついており、いかに相手チームから警戒されているかがうかがえます。
本拠地では、大谷選手が申告敬遠を受けるたびにスタンドからブーイングが起こる場面も珍しくありません。
そもそも「申告敬遠」とは?ルールを解説
申告敬遠とは、投手が実際に投球することなく、打者を一塁に歩かせる制度です。
従来の敬遠では、捕手が立ち上がった状態で外角のボール球を4球投げる必要がありましたが、申告敬遠では守備側の監督が球審に意思を示すだけで、即座に打者へ一塁への進塁権が与えられます。
MLBでは2017年のシーズンから、試合時間の短縮を目的にこの制度が導入されました。
日本のプロ野球(NPB)でも、1年遅れの2018年から同様のルールが採用されています。
なぜ「勝負しない」のか?申告敬遠の戦略
申告敬遠は、単純に「その打者を歩かせたい」という判断だけで選ばれるわけではありません。
大谷選手のように長打力・出塁率ともに突出した打者の場合、下手に勝負をして長打を許すリスクを避け、次の打者との勝負に懸けるという戦術的な狙いがあります。
今回のケースも、2死二・三塁という守備側にとって危険な場面で、大谷選手を歩かせて次打者との勝負を選んだ形です。
走者を一塁へ進めるリスクはあるものの、長打を避けられることや、状況によってはフォースアウトを取りやすくなることなど、守備側にもメリットがあります。
一方で、スタンドの観客にとっては「一番見たいスター選手の打席」が見られなくなるため、ブーイングという形で不満が表れやすい戦術でもあります。
まとめ
申告敬遠は、試合時間の短縮や選手の負担軽減を目的に導入された制度ですが、大谷選手のような存在がいることで、あらためてその是非が話題になっています。
「勝負を避けられる」というのも、それだけ相手から警戒されている証拠。今後も申告敬遠のたびに、スタンドの反応も含めて注目が集まりそうです。
参考
参考:スポーツナビ「2026年8月2日 ロサンゼルス・ドジャースvs.ボストン・レッドソックス」
参考:MLB公式「2025 Official Baseball Rules」
参考:NPB「記録・ルール」














