「うん、君なら合格」マッチングアプリで出会った彼と結婚生活の相談。だが、彼からの突然の合格判定の意味とは
誠実な彼と描く未来?和やかなデートの罠
マッチングアプリでの出会いが珍しくなくなった今。
私が出会った彼は、メッセージのやり取りも非常に丁寧で、実際に会ってみても言葉遣いが綺麗な、誠実そうな人でした。
何度かデートを重ね、私たちの関係は順調そのもの。食事の趣味も合い、一緒にいて居心地が良い相手。このまま交際が深まればいいなと期待していたある日のこと。
休日の午後、おしゃれなカフェでケーキを楽しんでいると、自然と話題は将来のことへ移っていきました。
「ねえ、結婚とかって、どんなふうに考えてる?」
向かいの席で、彼が甘いコーヒーを口に運びながら優しく微笑みます。
その瞳には、私の将来へのビジョンを知りたがるような、真剣な光がありました。
「うーん、そうだね。今の仕事も頑張りたいけど、できれば2〜3年以内には結婚して、落ち着けたらいいなと思ってるよ」
私が隠し事なく、素直な将来の希望を伝えた、まさにその時です。
突然始まった恐怖の「合格発表」と私の反撃
「うん、君なら合格」
まるで試験官のような上から目線の言葉が、彼の口からポロリと飛び出しました。
えっ、合格?私、いつ面接を受けていたの?戸惑う私をよそに、彼は自分の考えに酔いしれたようにペラペラと語り始めます。
「いやね、君は普段の会話から家事も完璧にこなすのがわかるし、何より大企業勤めで安定してるでしょ。それに若くて体力もあるから、将来僕の親の介護が必要になっても安心して任せられそうだし。総合的に見て、君は合格点だよ」
背筋がスッと凍りつくような感覚。先ほどまで優しかった彼の笑顔が、値踏みをする冷酷な査定員の顔にすり替わりました。
彼が見ていたのは、私の人間性や愛情ではありません。自分の人生を楽にするための「便利な道具」としてのスペックだけだったのです。
「……なるほど。よくわかりました」
怒りよりも先に、呆れ果てて言葉も出ません。こんな自己中心的な男と、残りの人生を共にするなんて地獄でしかありません。
私はバッグを手に取り、ゆっくりと席を立ち上がりました。
「でも、残念ですが。こちらからは不合格で結構です」
私が冷ややかに言い放つと、彼は信じられないものを見るかのようにポカンと口を開けて固まりました。そんな間抜けな顔を残し、私は足早にカフェを後にします。
帰りの電車の中で、彼の連絡先は即座にブロック。誠実な仮面の下に隠れた「モラハラ気質」に早めに気づけて、むしろラッキーだったと胸を撫で下ろしています。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














