「うちの旦那は言わないと何もしなくて〜」とBBQでママ友に愚痴る妻。だが、夫の明かした事実で状況が一変
名もなき家事だけ俺に積み上げる妻
俺は30代の会社員で、結婚6年目、未就学児が2人いる家庭の父親だ。
共働きではないが平日帰宅後と週末は子どもの相手をする方で、家事も妻と分けているつもりだった。問題は分担の中身だった。妻は外向きには「私が家のことを全部回している」と言うのに、実際は仕上げの一手間だけをこちらに任せる癖がついている。
ゴミ箱を空にして新しい袋をセットし直すのは俺、玄関に並んだ袋を出勤ついでに集積所へ持っていくのも俺。
妻は袋を縛る動作を1回もしないまま「今日はゴミ出ししたよ」と書いてくる。
麦茶ボトルは最後の一口だけ残し、洗わずに冷蔵庫へ戻す。詰め替え用のシャンプーもティッシュも、空になった瞬間に消えて補充されるものだと思っている節があった。
地味な不満ではあるが、不満を口に出すと数日機嫌が悪くなるのも分かっていたから、俺は黙って手を動かしてきた。
子どもを抱っこ紐で散歩に連れていくのも、夜泣きに対応するのも、休日の朝食を作るのも、外から見れば俺の方が稼働している家事育児は多い。けれど妻はSNSでもママ友の前でも、自分が回していますという顔を続けていた。
河川敷のBBQで放った一言と妻の沈黙
初夏の週末、ママ友家族3組合同のBBQで事が起きた。河川敷の炊事場、肉と野菜が焼ける音、缶ビール、子どもたちが川辺で水遊びをする声。
妻が他の奥さんたちと並んで日陰のレジャーシートに座り、しみじみ愚痴を始めた。「うちの旦那は言わないと何もしなくて〜」と。俺はトングを置き、笑顔のままシートに近づいて、隣の奥さんたちにも聞こえる声で言った。
「いつもゴミ袋を集めて新しい袋をセットして、持って行ってくれて助かるよ」
そのまま続けてもう一言。
「麦茶のボトルは洗うの面倒なら言って」
事情を察した隣家の奥さんが先に吹き出した。「それ全部やってもらってるの!?うちもそれが一番ストレスなの!」と妻の方を向き、もう1人の奥さんは「ゴミ出しって、袋セットまでが本体だよ!」と笑いながら被せる。
3人のママ友から軽いブーイングが飛び、妻は紙皿を持ったまま視線を膝に落とし、首から耳まで一気に真っ赤にしていった。
何か言い返そうと口を開きかけて、止まる。場の空気で、その先を続けてはいけないと察したらしい。
帰りの車内、妻は窓の外を見たまま「ごめん」とだけ言った。家に着いてから「麦茶は最後まで飲み切る」「ゴミ袋は私もセットする」と紙に書いて冷蔵庫に貼っていた。
完全に直ったとは思わないが、外で嘘の愚痴を始める前に、一拍考えるようにはなった気がする。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














