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2026.07.06(Mon)

「二人の将来のために投資を」SNSで知り合った優しい女性。だが、仲良くなってからの、信じられない相談に絶句

「二人の将来のために投資を」SNSで知り合った優しい女性。だが、仲良くなってからの、信じられない相談に絶句

「将来のために」と誘われた投資

SNSで知り合った女性とのやり取りは、いつしか毎日の習慣になっていた。

優しい言葉に、五十を過ぎた私の心はゆるんでいた。

年を重ねてから、こんなふうに誰かと言葉を交わすのは、久しぶりのことだった。

「一人は寂しいですよね。私がそばにいます」

毎晩のように届く親密なメッセージは、いつしか私の日課になっていた。そんなある晩、彼女はふと改まった調子で、こう切り出した。

「二人の将来のために投資を」

原油の取引で資産を増やしている、あなたにも同じ景色を見てほしい。

そう語る言葉は、やけに滑らかだった。まるで何度も練習したような、よどみのなさだった。

「信じてもらえるように、これも送りますね」

届いたのは、免許証の画像。

名前も生年月日も、はっきり写っていた。

ここまでするのだから本物だろう、と思わせたいのが伝わってくる。それでも、うまい話には裏があると、私はどこかで身構えていた。

3つの矛盾で見えた正体

「最低取引は159万。でも、あなたは5万だけでいいの」

その瞬間、頭の中で三つの引っかかりが並んだ。会ったこともない相手が、なぜ大金の話を私に持ちかけるのか。

残りの154万は、いったい誰が出すのか。本当に儲かるのなら、なぜわざわざ他人を誘う必要があるのか。

「その5万、戻ってこなかったらどうするの?」

返信は、判で押したような安心の言葉ばかり。

大丈夫、私を信じて、二人でしあわせになりましょう。だが、私が投げた核心の質問には、ただの一つも答えようとしなかった。

もし本当に二人の将来を思うなら、まず自分の口座を見せて安心させてくれるはずだ。それができないなら、答えは一つしかない。

「じゃあ、あなたの分の154万を先に見せてくれる?」

そう送った途端、毎日届いていた甘い言葉が消えた。既読だけがつき、返事はない。

「あなたのこと、本気だったのに」

最後に届いたその一行にも、私はもう心を動かされなかった。連絡先を消し、SNSのつながりも断ち切った。

翌週、同じような手口の被害相談が新聞の投書欄に載っていた。優しい言葉で近づき、少額から立て替えさせる。

読みながら、背筋がひやりとした。あと一歩踏み込んでいたら、老後のために貯めた金を根こそぎ失っていたかもしれない。危ういところで、私は数字の罠から抜け出していたのだ。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、50代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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