「勝手に裏で決めないでよ」私のいないところで面倒な係を決めたママ友。だが、別のママの一言で空気が一変
何となく居心地の悪いママ友の輪
幼稚園で知り合ったママたちとは、送り迎えの時間が重なることもあり、自然と何人かで話すようになりました。
最初は、行事のことや子どものことを気軽に話せる関係だと思っていたのです。
ただ、その中の一人だけ、時々引っかかる言い方をするママがいました。
私がパートを始めたと話したときも、彼女は笑顔で言いました。
「仕事もするんだ。大変そう。うちは今のところ働かなくても大丈夫だから」
悪意があると決めつけるほどではありません。でも、住んでいる場所や夫の仕事、持ち物の話になると、なぜか最後には「うちはこうだから」と比べるような言葉が続きました。
私はそのたびに、曖昧に笑って話を終わらせていました。
ほかのママたちも深く反応することはなく、なんとなく話題を変えることが多かったように思います。
気にしすぎなのかもしれない。そう思いながら付き合っていました。
私の知らないところで決まっていた係
そんな中、幼稚園の行事で保護者の係を決めることになりました。
ある日の迎えの時間、ママ友の一人から声をかけられます。
「そういえば、当日の準備係お願いすることになったって聞いた?」
私は思わず聞き返しました。
「え?私が?」
初めて聞く話でした。
準備係は集合時間が早く、当日の作業も多い役目です。
それ自体が嫌というわけではありません。ただ、本人に何の確認もなく決まっていたことに驚きました。
その日のうちに数人で顔を合わせたとき、私は中心になって話を進めていたママに尋ねました。
「準備係、私になったって聞いたんだけど…」
すると彼女は、あっさり答えました。
「うん。この前みんなで話して決めたの。あなたならやってくれるかなと思って」
「でも、その話、私は聞いてなかったよ」
そう返すと、彼女は少し困ったように笑いました。
「わざわざ聞かなくても大丈夫かなって。ほかの人も予定あるし」
その言葉に、隣にいた別のママが口を開きました。
「でも、それは本人に聞いてから決めたほうがよくない?」
中心のママは黙りました。
さらにそのママは、落ち着いた声で続けました。
「勝手に裏で決めないでよ。できるかどうかは、本人に確認しないと」
責めるような言い方ではありませんでしたが、その場の空気が少し変わりました。
「そうだね。確認してからにしよう」
別のママもそう言い、結局、係は一度白紙に戻して全員の予定を確認することになりました。
無理に輪の中にいなくてもいい
帰宅してから、私はずっと考えていました。
係のことだけなら、単なる行き違いだったのかもしれません。
でも、それまで感じていた小さな違和感まで無理に飲み込んで、このグループに合わせ続ける必要はないのではないかと思ったのです。
それから私は、送り迎えで会えば普通に挨拶をするものの、毎回立ち話の輪に入るのをやめました。
誘われても、予定が合わなければ無理に参加しません。
誰かと揉めたわけでも、はっきり「グループを抜ける」と宣言したわけでもありません。
ただ少し距離を取っただけでした。
それなのに、不思議なくらい気持ちは楽になりました。
それまで私は、知らないうちに「うまく付き合わなければ」と気を遣いすぎていたのだと思います。
ママ友だからといって、いつも一緒にいる必要はありません。
今は必要なことだけきちんと話し、無理のない距離で付き合っています。そのくらいが、私にはちょうどよかったのです。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














