tend Editorial Team

2026.05.30(Sat)

「二人で話せる場所に行かない?」とデート終わりに誘ってきた男。だが、断った翌日に男が送ってきた一文にドン引き

「二人で話せる場所に行かない?」とデート終わりに誘ってきた男。だが、断った翌日に男が送ってきた一文にドン引き

画面の向こうにあった違和感

マッチングアプリで知り合った相手と初めて会う日。

やり取りの段階では穏やかな印象で、私自身も期待半分、不安半分で待ち合わせ場所に向かっていた。

会う前のメッセージでは趣味や仕事の話を一通り重ねていて、悪い人ではなさそうだ、というのが私の率直な感想だった。

食事の場で会話は普通に弾み、会計の段になって相手が「ここは出すよ」と先に伝票を取った。

私は遠慮しつつも、その厚意を受け取ることにした。お礼の言葉も、そのときはちゃんと伝えたつもりだった。

店を出てしばらく歩いたあたりで、ふと相手の口調が変わった。

「もう少しだけ、二人で話せる場所に行かない?」

遠回しな言い方だったが、向かおうとしている方向で意図はすぐ伝わった。

私はその場で「今日は帰ります」と答え、改札で別々の方向に分かれた。

電車の中で考えていたのは、楽しかったかどうかではなく、自分が相手に何を期待されていたのか、ということばかりだった。

家に着いてから一人で振り返ると、お礼を伝える気持ちが半分、もう会わないという気持ちが半分。早めにきちんと伝えておくほうが、お互いのためだと思った。

画面に並んだ請求の言葉

翌朝、丁寧な言葉で「もう連絡は控えようと思います」とメッセージを送った。

引きずるよりは早く区切るほうがいい、それが私なりのけじめだった。

返ってきたのは思いがけない一文だった。

「奢ったぶん、返金してほしい」

画面を見つめたまま、しばらく動けなかった。

先に支払いを申し出てくれたのは向こうで、こちらは何度かお礼も伝えている。

誘いを断った瞬間に「貸し」に切り替わる感覚が、初対面の相手から飛んできた事実に肌が冷えた。

(深追いされたら困る)

そう思った私は、自分の分の金額に少し上乗せして振り込んだ。

それだけ伝えて、アプリも開かないようにした。

お金を払ったのに、なぜか自分のほうが息をのんでしまう感覚だけが、しばらく胸に残った。

穏便にしまったつもりが、相手にとっては「払わせて当然」だったのかもしれない、と思うとさらに気持ちが沈んだ。

翌日になっても、その翌日になっても、相手から追加の連絡は来なかった。

代わりに、画面を閉じても消えないものだけが残った。

誘いを断ったあとに送ってくる言葉が「ご飯代」だったということ。それを当然の権利として並べてくる人と、自分はあの夜、向かい合って食事をしていたのだ、という静かな事実だった。次に誰かと会うときは、最初から自分の分は自分で支払うのだと、そう静かに決め直した夜だった。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

RANKING

OTHER ARTICLES

NEW 2026.05.30(Sat)

自民党圧勝の国会で日本共産党の山添拓氏が示す追及の姿勢と今後の野党のあり方、そして党の存在意義を問う声
tend Editorial Team

NEW 2026.05.30(Sat)

「家から動かないからな」職場で出会った彼の信じられない行動。我慢出来なかった私が下した決断
tend Editorial Team

NEW 2026.05.30(Sat)

改正入管法が成立し永住許可手数料は最大30倍へ引き上げへ!これまでの金額が安すぎたのか、それとも政治的な演出か
tend Editorial Team

RECOMMEND

2025.10.09(Thu)

フジ佐々木恭子アナ、高市早苗新総裁の就任あいさつに苦言。ネットでは「アナウンサーなら理解力つけた方がいいですよ」と厳しい...
tend Editorial Team

2026.03.18(Wed)

高市早苗首相の緊急事態に駆けつけたのはあの救命医?予算委員会で露呈した満身創痍の宰相とコード・ブルー監修者の緊迫現場
tend Editorial Team

2026.01.19(Mon)

「謙虚で真摯な方でした」「ゆっくり養生していただきたい」と温かい声も。菅義偉元首相、次期衆院選不出馬で政界引退へ
tend Editorial Team