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2026.05.31(Sun)

「1週間くらい大丈夫でしょ」期限切れの豚肉を平然と差し出す家族→食卓についた家族の顔を見て固めた決意

「1週間くらい大丈夫でしょ」期限切れの豚肉を平然と差し出す家族→食卓についた家族の顔を見て固めた決意

冷蔵庫の奥から差し出された豚肉

休日の昼前、台所で湯を沸かしていると、家族が冷蔵庫を覗き込んでパックを取り出しました。

手にしているのは、私が少し前に買った豚の薄切り肉です。

「これ、お昼に使っちゃおうよ」

差し出されたパックの日付を見て、思わず受け取る手が止まりました。

賞味期限はとっくに過ぎていて、ふやけたラップが少し変色しています。

トレーの底に薄く赤い液がたまっていて、見るだけでこちらの背中が冷えていきました。

「1週間くらい大丈夫でしょ」

家族はそう言って、にこやかに私のほうへパックを押し出しました。

判断するのは、いつも私です。

許容範囲の感覚が根本から違う

家族にとって、賞味期限の1週間後は「まだいける」のラインらしい。

私にとっては、生鮮品で1日過ぎただけでもにおいや色を慎重に見るラインです。

同じ冷蔵庫を共有しているのに、ここまで感覚がずれていることに、何度説明しても伝わりません。

子供のころから続いてきた家庭の習慣なのか、本当に気にしないのか、聞いても返事は決まって同じ。

「もったいないじゃん」

もったいないのは私もわかっています。

ただ、傷んだものを口に入れて体調を崩すリスクと天秤にかけたら、判断は一つしかありません。

「お腹壊すほうがもっともったいないよ」と返しても、家族は曖昧に笑うだけ。

冷蔵庫の中のもので私が処分判断を下す瞬間だけ、家族はすっと一歩引いて、後ろから様子を見ているような気がします。

結局その豚肉は、私がにおいを確認して、表面のぬめりを見て、迷った末に処分しました。

お昼は冷蔵庫の中にあった別の食材で、簡単な炒め物を作りました。

家族はテーブルにつくと「これも美味しいじゃん」と機嫌よく食べていて、さっき差し出してきた豚肉のことなど、もう頭から消えているようでした。

捨てる役にだけ回り続ける夕方

食卓につくと、家族は「今日も外食しないでよかった」と笑います。

私が捨てた豚肉のことは、おそらく明日には忘れているでしょう。

口頭で「いつまでに食べきって」と言うだけで、自分では日付も見ない。

買い込みも、仕分けも、判断も、最後の処分も、全部私の手の中で完結してしまう。

レジ袋を片付けながら、ふっと天井を見上げました。腹は立たないんです。ただ、何度繰り返しても変わらない静けさだけが、毎週同じ夕方に薄く積もっていきます。

冷蔵庫の扉を閉めるとき、いつも小さくクスッと笑ってしまう。期限の感覚が違うだけで、こんなにも家事の重さが片寄ってしまうのかと。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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