出典:斎藤元彦X(@motohikosaitoH)
独自の宣伝手法に支持が集まる一方で首長としての規律や周囲への配慮を求める厳しい声も相次ぐ
若葉が目に眩しい季節、兵庫県神戸市で恒例の第53回神戸まつりが華やかに開催されました。イベントの華であるおまつりパレードには多くの地元団体やスポーツチームが集結し、沿道は埋め尽くされ熱気に包まれます。その中でひと際目立つ存在として周囲の視線を集めたのが、兵庫県の斎藤元彦知事でした。
知事は来年開催される国際スポーツ大会のPRを担い、鮮やかな赤いポロシャツに白いキャップ、ハーフパンツという非常にスポーティな装いで登場しました。手には自前のテニスラケットをしっかりと握りしめ、パレードの先頭を突き進みます。周囲から様々な声が飛び交う騒然とした空気の中、知事は足を止め、腰に手を当ててカメラに視線を送る決めポーズを連発しました。さらに、そこにはないボールを力強く打ち返すかのように、何度もラケットを振るエアーテニスを披露して見せたのです。
この大胆なパフォーマンスの様子がインターネットやSNS上で拡散されると、すぐさま大きな注目を集めることとなりました。
『斎藤知事このスタイルがとても似合っていますね』
『カッコいいですし、さすが自慢の知事です』
イベントを少しでも明るく、そして印象的にしようとするトップの行動力に拍手を送る読者も少なくありません。賑やかなイベントだからこそ、型にはまらない自由な演出が効果を発揮したという見方です。
しかしその一方で、公的な立場にある首長としての振る舞いに対して、厳しい目を向ける意見も多数存在しています。
『モデル気取りのようで、一体何のPRなのか疑問に感じます』
『周囲の抗議に囲まれる中で満面の笑みを浮かべている姿は、どうしても浮いて見えてしまう』
『ただひたすらにイタい行動に映る』
イベントにはそれぞれ進行のルールや宣伝に関する規約が存在する場合もあり、周囲との調和や秩序を重んじるべきだという冷静な指摘もなされています。個人のアピールが強すぎると、肝心の大会そのものの印象が薄れてしまうのではないかという懸念です。
その後に開かれた定例会見の席で、知事は記者からの質問に対して意図を説明しました。
県内でテニス競技が開催される予定があるため、その魅力を自ら先頭に立って伝えることが重要だったとし、最終的には自分でやると決断したと語っています。














