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2026.07.28(Tue)

「30分早起きなんて無理、寝かせろ」2歳と4歳の世話を丸投げした夫。だが、1日育児をやらされた結果

「30分早起きなんて無理、寝かせろ」2歳と4歳の世話を丸投げした夫。だが、1日育児をやらされた結果

2歳と4歳を抱えた朝

2歳と4歳、やんちゃ盛りの兄弟を育てる私の一日は、休む間もなく過ぎていく。

下の子の授乳で夜も細切れ、上の子の幼稚園の準備も重なって、体力はいつも限界だった。

朝の支度が間に合わず、私は夫にささやかなお願いをした。

「30分だけ早く起きて、上の子の着替えを手伝ってほしいの」

ところが、布団にくるまった夫の返事は、耳を疑うものだった。

「30分早起きなんて無理、寝かせろ」

夜だけは寝かせてくれ。そう言って夫は寝返りを打った。夜通し眠り、飲み会にも出かける人の口から出た言葉に、私は怒りを通り越して悲しくなった。

「じゃあ、私の朝は誰が代わってくれるの」

問いかけても、返ってきたのは寝息だけだった。

背中を向けて眠る夫に、私はかける言葉を失った。

母が突きつけた一日

後日、状況を相談した母が遊びに来た。

母は孫を膝に乗せたまま、穏やかに、しかしきっぱりと夫に言った。

「明日は一日、あなたが2人を見てくださらない?娘とゆっくり話がしたいの」

「一日中!?」

目を白黒させる夫に、母は引かなかった。

「ええ。娘が毎朝やっていることよ」

母の穏やかな一言に、夫は口を開きかけて、結局何も言えなかった。断る理由が、見つからなかったのだろう。

翌日、私は母に連れ出され、久しぶりに一人の時間をもらった。

その間、夫のスマホからは助けを求める連絡がひっきりなしに届く。

「二人同時に泣いてる」

「昼ご飯、何あげればいい」

文字はどんどん乱れ、余裕を失っていくのが分かった。

「上の子が外に行きたがる」

「下の子が昼寝しない」

次々と届く悲鳴は、いつも私が黙ってこなしていることばかりだった。

夕方に戻ると、家の中は嵐が過ぎたようだった。夫は畳に大の字で伸び、天井を見つめて放心している。

「降参だよ。こんなに大変だとは思わなかった」

畳に伸びたまま、夫は続けた。

「ちょっと目を離すと、何が起きるか分からない」

その顔から、朝の余裕はすっかり消えていた。

母は帰り際、夫にやわらかく釘を刺した。

「30分の頼みが、どれだけ小さいか分かったでしょう」

夫は白旗を上げるように、こくりと頷くしかなかった。私は下手に出ず、ただ静かに母を見送った。

次の朝から、夫は文句ひとつ言わず、私より先に起きるようになった。上の子の着替えを手伝い、下の子を抱いてあやす姿は、まだぎこちない。

それでも、あの「寝かせろ」の一言は、二度と聞こえてこなかった。たった一日の子育てが、夫の態度をすっかり変えていた。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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