「管理会社から言われてな、夜は窓を閉めるようにしたわ」騒音に悩んだ私が、自分の部屋にも手を入れた理由
夜になると、隣のテレビの音が聞こえてきた
以前住んでいたマンションで、隣の部屋の音が気になっていた時期があります。
隣には若い男性が住んでいて、窓を開けて過ごすことが多い人でした。昼間ならそれほど気にならないのですが、夜になるとテレビの音がこちらまで聞こえてきます。
私も窓を閉めていましたが、それでも笑い声や音楽が聞こえる日がありました。眠ろうとしていると、一度気になった音をずっと追ってしまいます。
何度か管理会社へ相談しました。
担当の方はそのたびに話を聞いてくれましたが、窓を開けて生活すること自体を禁止するのは難しいとのことでした。
何度目かの相談のとき、担当の方からこう言われました。
「こちらから一度、夜間の生活音についてご案内します。ただ、お部屋側でもできる対策があれば試していただけると助かります」
隣に注意してもらえば全部解決すると思っていた私は、その言葉を聞いて少し考えました。
隣だけではなく、自分の窓も見直してみた
次の休みの日、ホームセンターへ行きました。
買ったのは、窓の隙間をふさぐテープと厚手のカーテンです。
帰宅して窓のふちを掃除すると、思った以上に隙間があることに気づきました。テープを貼り、カーテンを掛け替えます。慣れない作業だったこともあり、終わるころには半日近く経っていました。
その夜、いつもの場所に座ってみると、隣からテレビの音は聞こえていました。
ただ、以前より少し遠く感じます。
完全に消えたわけではありません。それでも、自分の側でもできることをしたと思うと、以前ほど腹を立てずに済みました。
それから数日は、そのまま過ごしていました。
ゴミを出しに行った朝、隣の方から声をかけられた
ある朝、ゴミ袋を持って部屋を出ると、隣の方と玄関前で鉢合わせました。
普段は会釈をする程度の間柄です。その日も私が頭を下げると、向こうから話しかけてきました。
「管理会社から言われてな、夜は窓を閉めるようにしたわ」
私は少し驚きました。
「テレビの音、外まで結構聞こえてたみたいやな。うるさかったやろ」
責められたような様子ではなく、少し気まずそうに笑っていました。
私は「こっちも窓まわりを少し変えたんです」とだけ答えました。
その日から、夜になると隣の窓が閉まっていることが増えました。こちらもカーテンや窓の隙間を見直したため、以前のようにテレビの音で眠れない夜はほとんどなくなりました。
相手に変わってほしいと思って管理会社へ電話していたころは、自分の部屋でできることまで考えていませんでした。
管理会社に間に入ってもらい、隣の方が少し気をつけるようになり、私も自分の部屋を見直した。その両方があったから、ようやく静かな夜に戻れたのだと思います。
※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた40代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














