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2026.09.19(Sat)

「最近、仕事忙しいんでしょう?無理しなくてもいいじゃない」係決めで私をかばったママ友。続く一言に返事が止まった

「最近、仕事忙しいんでしょう?無理しなくてもいいじゃない」係決めで私をかばったママ友。続く一言に返事が止まった

私より先に「忙しい」と答えたママ友

子どもが幼稚園の年長だった年の冬、発表会の係を決める集まりに参加しました。

ストーブの前に保護者が輪になって座り、ホワイトボードには衣装、受付、片付けなどの係が並んでいました。

話し合いが進み、最後に衣装と片付けが残りました。

「この2つ、お願いしても大丈夫ですか?」

進行役のお母さんに聞かれ、私は少し考えてから答えました。

「はい。たぶん大丈夫です。やりますよ」

すると、向かいに座っていたママ友がすぐに身を乗り出しました。

「え、両方やるの?大変でしょ。どっちか一つでいいんじゃない?」

「え?」

思わず顔を上げると、ママ友は私を気づかうように続けました。

「最近、仕事忙しいんでしょう?無理しなくてもいいじゃない」

進行役のお母さんも心配そうにこちらを見ました。

「そうなんですか?じゃあ、一つだけにします?」

「あ、いえ。そこまで忙しいわけじゃ…」

私は戸惑いました。園で仕事の忙しさについて話した覚えがなかったからです。

するとママ友が、ごく普通の調子で言いました。

「でも火曜日なんか遅いでしょう。この前も帰ってきたの、9時過ぎじゃなかった?」

その言葉に、今度こそ返事が止まりました。

「…え?なんで知ってるの?」

ママ友は一瞬きょとんとしたあと、「あれ、どこかで聞いたんだったかな」と笑いました。

さらに周りを見ながら、別のお母さんにも声をかけます。

「水曜日はパパがお迎えの日だったよね?」

「うん、そうだけど…よく覚えてるね」

別のお母さんが苦笑すると、ママ友は「そういうの、けっこう覚えちゃうの」と笑っていました。

結局、私は衣装の係だけを引き受け、片付けはほかの保護者で分担することになりました。

「私、その時間を話した覚えがないんだよね」

その夜、帰宅した夫に集まりでの出来事を話しました。

「今日さ、ちょっと気になることがあって」

「何?」

「ママ友に『この前、9時過ぎに帰ってきたでしょ』って言われたの」

夫は少し考えてから聞き返しました。

「帰ってきた時間ってこと?」

「たぶん」

「どこかで話したとかは?」

「それが、全然覚えがないんだよね」

わが家の前の道は、そのママ友の家がある通りから直接見える場所ではありません。

もちろん、たまたま近くを通ったときに見かけたのかもしれません。誰かとの会話から耳に入った可能性もあります。

夫も「偶然かもしれないけど、気になるなら家の予定はあまり話さないほうがいいかもね」と言いました。

「うん。私もそうしようかな」

監視されていると決めつけるほどのことではありません。それでも、自分から話した覚えのない生活時間を知られていたことが、妙に心に残りました。

親切でも、話さないことを決めた

それから私は、園で仕事の時間や家族の予定を細かく話すことを控えるようになりました。

ママ友がどうして私の帰宅時間を知っていたのかは、結局分からないままです。

子どもが卒園すると、そのママ友とも自然に会う機会は減りました。

それでも、たまに道で会えば以前と変わらない様子で声をかけてきます。

「久しぶり。仕事、まだ忙しいの?」

「うん、まあまあかな」

笑ってそう返しながらも、帰宅時間や家族の予定まで詳しく話すことはありません。

相手に悪気がなかったとしても、自分がどこまで話すかは自分で決めていい。あの日以来、私はそんな距離の取り方を意識するようになりました。


※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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