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2026.10.27(Tue)

「だったら体操なんか、やめさせればいい」生活費の赤字を相談した私にそう言った夫。だが、私が突きつけた家計の現実

「だったら体操なんか、やめさせればいい」生活費の赤字を相談した私にそう言った夫。だが、私が突きつけた家計の現実

共働きなのに、赤字になっていたのは私だけ

夫と私は共働きで、結婚したときから財布を別にしています。

新婚のころは、外で食事をすると夫が多めに払ってくれることもありました。

子どもが生まれてからは、子どもにかかるお金は私、それ以外の生活費は夫が負担すると決めました。

ところが、いつの間にか食費や日用品、家の電話代まで私が払うようになっていたのです。

子どもの費用も重なり、私の家計は毎月赤字に。

自分の欲しいものを買うことさえ、ためらうようになりました。

ある晩、夕食を終えた夫が新聞を読んでいるとき、思い切って話しかけました。

「ねえ、生活費のことなんだけど、ちょっと話せる?」

「ん?どうした?」

「最近、食費も日用品も私が払ってるでしょ。子どもの分もあるから、もう余裕がないの」

夫は新聞をたたむと、不満そうな顔をしました。

「お互い、自分の給料の中でやってるだろ」

「でも、このままだと毎月赤字なの。最初に決めた分担と違うじゃない」

すると夫は、ため息交じりに言いました。

「だったら体操なんか、やめさせればいい」

その言葉に、私は思わず黙ってしまいました。

子どもは体操教室が大好きで、帰宅すると覚えた技をリビングで楽しそうに見せてくれます。夫もそれを知っているはずです。

何より、夫が負担するはずの生活費まで私が払っていることを、どうして分かってくれないのか。悔しくてたまりませんでした。

テーブルに並べた明細を見て、夫が黙り込んだ

その夜から、私は買い物のレシートや支払いの明細を捨てずに取っておくことにしました。

数か月分がたまったころ、食費、日用品、電話代、子どもの費用を項目ごとに整理。自分が支払った金額と、もともと誰が負担する約束だったのかを一枚の表にまとめました。

そしてある夜、リビングのテーブルに表と明細を並べ、夫に見せました。

「ちょっと、これ見てほしいんだけど」

「なんだ、これ?」

「この前、自分の給料の中でやってるって言ったよね。実際に何に使ってるのか、まとめてみたの」

夫は面倒そうに表を手に取りました。

けれど、明細と見比べていくうちに、表情が変わっていきます。

夫が負担するはずだった食費や日用品、電話代にも、私が支払った金額がずらりと並んでいたからです。

私は表の下のほうを指さしました。

「ほら、これだけ私が払ってるの。子どもの費用だけじゃないんだよ」

夫は明細をもう一度見直し、しばらく黙っていました。

「……俺、こんなに出してなかったのか」

「そうだよ。だから、体操をやめさせる前に、決めたとおりに分けてほしいの」

夫は手元の表に目を落としたまま、小さくうなずきました。

「……分かった。来月から、決めたとおりにする」

その言葉どおり、翌月から生活費の分担は元に戻りました。

あの夜、部屋のすみでは、子どもが体操のマットで何度も前転していました。きれいに回れた瞬間、うれしそうに両手を上げていた姿を覚えています。

今も子どもは、大好きな体操教室に元気に通っています。


※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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