「一回だけだった。もうしない」浮気した夫。だが、二度としないと言った夫の裏切りの証拠とは
スマホに残っていたやり取り
夫の様子が変わったのは、数か月前からでした。以前はテーブルに置きっぱなしだったスマホを常に手元に置くようになり、私が近づくと画面を伏せることも増えていきました。
残業や飲み会だと言って帰宅が遅くなる日も重なり、私は次第に違和感を覚えるようになりました。
ある夜、夫のスマホを見ると、見知らぬ女性との親密なやり取りが残っていました。
さらに車のドライブレコーダーを確認すると、夫が女性と連絡を取っていた日と近い日時に、ホテルの駐車場へ入っていく記録もありました。
それだけですべてを断定できるとは思いませんでしたが、偶然とは考えにくい状況でした。
私はやり取りの内容や日時を控え、夫と話をすることにしました。
問い詰めると、夫はしばらく黙ったあと、女性と会っていたことを認めました。
「一回だけだった。もうしない」
言い訳するような夫の声を聞きながら、私は怒りよりも先に力が抜けていくのを感じました。
それでも、私たちには三人の子どもがいます。すぐに離婚を決めることはできませんでした。
「もう一度だけ、家族としてやり直したい」
夫はそう言って頭を下げました。私は迷った末、今後その女性とは連絡を取らないことを約束させ、もう一度だけ様子を見ることにしたのです。
数日後に見つけた痕
「もう連絡しない」
夫はそう約束していました。
ところが数日後、帰宅した夫の首筋に、以前にはなかった新しい痕があることに気づきました。
見間違いであってほしいと思いました。
しかし、つい数日前まで別の女性との関係について話し合っていたばかりです。私は黙って見過ごすことができませんでした。
「その首の痕、どうしたの?」
私が尋ねると、夫は一瞬こちらを見たあと、何も答えませんでした。
「もう会わないって言ったよね」
重ねて聞いても、夫は黙ったままです。その態度を見て、私は約束が守られていなかったのだと感じました。
話し合いは次第に険悪になり、夫はついに声を荒らげました。
「そんなに信用できないなら、子どもを連れて出ていけばいいだろ。ここは俺の名義の家なんだから」
その言葉を、子どもたちも聞いていました。
私はそこで、張りつめていた気持ちがすっと冷めていくのを感じました。浮気だけではありません。子どもたちの前で家族を追い出すような言葉を口にする夫と、これ以上暮らし続けることはできないと思ったのです。
「分かった。もう夫婦として続けるつもりはありません。これからのことは、きちんと話し合いましょう」
私がそう告げると、それまで怒鳴っていた夫は急に黙りました。
私は子どもたちを連れて姉の家に身を寄せました。その後、これまでの経緯を整理したうえで夫と離婚について話し合い、養育費や慰謝料、今後の取り決めについて合意しました。
口約束のままにしたくなかったため、合意した内容は公正証書に残し、そのうえで離婚しました。
今は三人の子どもたちと暮らしています。
あのとき首筋の痕だけを見て決断したわけではありません。何度も交わした約束が守られず、最後には子どもたちの前で放たれた一言。その積み重ねが、私の迷いをなくしたのだと思います。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














