「俺って正直かっこいいだろ?」忘年会で1時間武勇伝を盛った既婚上司→部下の一言に女性陣が喝采
またこの人の武勇伝が始まった
年末の忘年会。
乾杯からしばらくすると、既婚の男性上司の独壇場が始まりました。毎年恒例の、若い頃の自慢話です。
モテて困った、やんちゃで名を馳せた、女の子が放っておかなかった。
誇らしげに語るその内容は、年を追うごとに少しずつ盛られていくのが常でした。
その日の武勇伝も、気づけば一時間。
隣の女性の先輩が、私にこっそり耳打ちします。「去年より話、大きくなってない?」と。
私も小さくうなずくしかありませんでした。テーブルの料理はすっかり冷め、若手はみな箸を止めて聞き役に徹しています。
しかも困ったことに、この上司は毎回同じ話を繰り返すのです。
去年も一昨年も、私たちは似たような自慢を何度も聞かされてきました。
それでいて、話すたびに数字だけが膨らんでいく。
今年は「モテすぎて選ぶのに苦労した」と、まるで武勇伝が伝説にでもなったかのようでした。
ひとしきり語り終えた上司は、満足げに胸を張りました。そして、まわりの反応を確かめるように言ったのです。
「俺って正直かっこいいだろ?」
女性陣がいっせいに沸いた夜
返事を待つ上司に、場は気まずく黙り込みました。誰も本気で相槌を打てなかったのです。
その沈黙を破ったのは、私でした。
考えるより先に、正直な言葉がこぼれ落ちていました。
「どこがですか?」
言った瞬間、隣の先輩が噴き出しました。それが引き金になって、女性陣がいっせいに笑い出したのです。
「よく言ってくれた!」「みんな思ってたやつ!」と、あちこちから声が上がります。
テーブルはひとつになって沸き返りました。
「毎年これを聞かされる身にもなってほしいわ」と、ベテランの女性社員が涙目で笑います。若手の男性社員まで、こらえきれずに肩を震わせていました。
気づけば、その場の主役は啖呵を切った私のほうになっていました。
上司はぽかんと口を開けたまま、固まっています。
やがて顔をみるみる赤くして、「じょ、冗談だって」とごまかすのが精一杯でした。
けれど、盛り上がる女性陣の笑いは止まりません。得意満面だったさっきまでの顔は、どこかへ消えてしまっていました。
その後、上司が飲み会で長い自慢を始めることはなくなりました。うっかり語り出しそうになると、誰かが笑顔で「はい、そこまで」と切り上げます。
たった一言で場の空気を変えてしまったあの夜を、女性の先輩たちは今でも語り草にしているそうです。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














