
「万博で、日本一の花火が打ち上がる」──その言葉に胸が高鳴る。
2025年6月28日、大阪・関西万博の夜空を彩ったのは、日本三大花火大会のひとつ「大曲の花火」。
花火ファンなら知らぬ者はいない“あの大曲”が、万博で炸裂しました。
「大曲の花火」とは?
正式名称は「全国花火競技大会」。毎年8月、秋田県大仙市で開催され、総合優勝した花火師には“内閣総理大臣賞”が授与されるという、まさに“日本最高峰の競技花火大会”。
その“頂点”に輝いたのが、今回万博で花火を披露した株式会社小松煙火工業をはじめとする、地元大仙市の4つの煙火店からなる「大曲の花火協同組合」です。
万博×大曲=異例のコラボ
このスペシャル花火は、大阪・関西万博で開催される「Japan Fireworks Expo」の一環。
本イベントは、全国のトップ花火師が「万博のためだけに制作した」特別な花火を披露するというもので、2025年の万博開催期間(4月~10月)に計8回の開催が予定されています。
5月に開催された第1回「双葉花火」では、来場者数が18万人を超える大盛況を記録。
そして6月28日、ついに大曲の花火が大阪に上陸しました。
打ち上げ概要
打ち上げ数:約1,000発
時間:約5分間の集中演出
目玉:直径30cmの10号玉(上空約500mで開花、直径320mの大輪)
万博が「花火の新聖地」に?
今回の花火イベントは、ただの“お楽しみ”にとどまりません。
実は、万博と花火には共通点があるのです。
◯ 技術と芸術の融合
大曲の花火は、花火の“芸術性”と“職人技”が競われる大会。万博も、科学と創造性が融合した“未来の祭典”。
両者のコラボは、「伝統と未来の架け橋」とも言える特別な演出でした。
◯ 海外向けの文化発信にも
「大曲の花火」は、日本独自の花火文化の象徴。
万博を通じて、海外の来場者にも“日本の花火の本気”を伝える絶好の機会にもなっています。
まとめ:花火が照らす“未来のカタチ”
関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。
そこに打ち上げられた大曲の花火は、過去の伝統と、未来への希望をつなぐ象徴でもあります。
「見る人すべてに感動を与える」──それは、花火も、万博も同じ。
この夏、日本の夜空が世界に誇るステージになる瞬間を、あなたも見逃さないで。