「大丈夫〜?怖くないかな?」職場で突然の停電。心配するフリをして近づいてくるセクハラ上司にぶつけた冷徹な一言とは
冗談では済まされない、暗闇での「猫なで声」
ざわつくオフィスに突然響いた「バチン!」という鈍い音。
直後、視界は一瞬で真っ暗になりました。夕暮れ時に起きた、予期せぬ停電です。
非常用ライトがぼんやりと廊下を照らす中、デスクで復旧を待っていた私の背後に、スッと忍び寄る一つの影がありました。
気配の主は、当時60代だった私の直属の課長。
普段は厳格な振る舞いを見せている人ですが、暗闇に紛れて聞こえてきたのは、聞いたこともないようなベタベタとした「猫なで声」でした。
「大丈夫〜?怖くないかな?」
あまりの不自然さに、背筋に冷たいものが走ります。私は努めて冷静に、短く返しました。
「……はい、大丈夫です」
これで会話は終わる。そう信じていた私に、課長は信じられない言葉を重ねてきたのです。
「そうなんだ。……そしたら、僕が襲っちゃうかもよ~」
冗談のつもりだったのか、それとも本気だったのか。狭い空間、二人きりに近い状況で放たれたその言葉に、私は直感しました。
(……これは、完全にセクハラだ)
「全力で抵抗します」冷徹な一言が招いた自業自得の結末
怒りと嫌悪感で頭が真っ白になりかけましたが、ここで感情的に騒いでは相手の思うツボ。
私はあえて感情を押し殺し、地を這うような低い声で、課長の目を真っ直ぐに見据えました。
「……もしそうなったら、私は全力で抵抗します」
私の予想以上の冷たさと、一切の隙を与えない拒絶のオーラ。
課長は一瞬で顔を引きつらせ、「マズイ」と言わんばかりの表情を浮かべました。
そして、何事もなかったかのように、しれーっとその場を立ち去っていったのです。
停電が復旧しても、私の怒りは収まりません。
「暗闇なら何を言ってもいいと思っているのか」
「これを許せば、次はもっとエスカレートする」
そう確信した私は、後日、さらに上の役職である部長のもとへ。起きた出来事を、一言一句ありのままに伝えました。
結果、私の訴えは正式な問題として受理され、課長はその後すぐに左遷。自業自得の結末を迎えることになったのです。
「ノー」を突きつける勇気が、自分を守る最大の武器になる。そう身をもって実感した、忘れられない出来事でした。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














