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2026.06.16(Tue)

「ごめん。生まれてくる子に、合わせる顔がない」と謝る夫。妊娠中の私を裏切った夫の最低な行動とは

「ごめん。生まれてくる子に、合わせる顔がない」と謝る夫。妊娠中の私を裏切った夫の最低な行動とは

通知が光った夜

大きな手術を終え、夫が長い入院から帰ってきた。

私のお腹は少しずつ膨らみ、もうすぐ三人家族になるはずだった。

その夜、充電中の夫のスマホが点滅した。

差出人は、入院中に夫を担当していた看護師らしき女性。

覗くつもりはなかった。けれど、画面に出た一文が目に飛び込んできた。

「担当が君でよかった」

語尾には、ハートの印がひとつ。

息が、止まりそうになった。点滴の付き添いも、夜中の電話当番も、私が全部引き受けてきた入院生活だった。

その裏で、夫はこんな言葉を受け取っていた。

泣き崩れる前に、私は静かにスマホを手に取り、その画面を一枚残らず保存した。

やり取りの流れも、日付も。証拠を確保してから、何食わぬ顔で布団に入った。

崩れていく言い訳

翌朝、私は保存した画像を見せながら、夫に切り出した。

「このハート、どういう意味か説明してくれる?」

夫の表情が固まった。

「ただの社交辞令だよ。患者に優しくするのが仕事なんだから」

「ハートを送り合うのが、社交辞令?」

「……向こうが冗談で送ってきただけで」

「冗談に、あなたも乗ってたよね。ほら、この返信」

続きを見せると、夫は黙った。

「ただの」「社交辞令」「冗談」と、言い分が転がるように変わっていく。そのたびに、嘘が一枚ずつ剥がれていった。

「私が点滴の付き添いをしてた夜、あなたはこの人と何を話してたの」

「……それは、たまたまで」

「たまたまが、退院した今も続いてる?」

夫は、答えに詰まって視線を落とした。

「相手の方と病院に、私から事実確認をします。やましくないなら、止める理由はないよね」

「やめてくれ、頼むから」

とっさに伸びてきた夫の手を、私は静かに払った。

伏せなくなったスマホ

私は取り乱さず、その日のうちに相手の女性へ連絡し、病院にも「事実関係の確認」として落ち着いて問い合わせた。怒鳴る必要も、責め立てる必要もなかった。事実だけが、夫を追い詰めていった。

その夜、夫は床に膝をつき、深く頭を下げた。

「ごめん。生まれてくる子に、合わせる顔がない」

「顔がないのは、当たり前でしょ」

あれだけ言い訳を並べた人が、今は私の前で小さくなっている。それからの夫は、スマホを伏せて置く癖をやめた。連絡相手も自分から報告し、休日は私と一緒に出産準備に走り回るようになった。

胸の痛みが完全に消えたわけではない。それでも、感情で叫ぶより、証拠を静かに突きつけたほうが、ずっと深く届くのだと知った朝だった。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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