tend Editorial Team

2026.07.06(Mon)

「俺って正直かっこいいだろ?」忘年会で1時間武勇伝を盛った既婚上司→部下の一言に女性陣が喝采

「俺って正直かっこいいだろ?」忘年会で1時間武勇伝を盛った既婚上司→部下の一言に女性陣が喝采

またこの人の武勇伝が始まった

年末の忘年会。

乾杯からしばらくすると、既婚の男性上司の独壇場が始まりました。毎年恒例の、若い頃の自慢話です。

モテて困った、やんちゃで名を馳せた、女の子が放っておかなかった。

誇らしげに語るその内容は、年を追うごとに少しずつ盛られていくのが常でした。

その日の武勇伝も、気づけば一時間。

隣の女性の先輩が、私にこっそり耳打ちします。「去年より話、大きくなってない?」と。

私も小さくうなずくしかありませんでした。テーブルの料理はすっかり冷め、若手はみな箸を止めて聞き役に徹しています。

しかも困ったことに、この上司は毎回同じ話を繰り返すのです。

去年も一昨年も、私たちは似たような自慢を何度も聞かされてきました。

それでいて、話すたびに数字だけが膨らんでいく。

今年は「モテすぎて選ぶのに苦労した」と、まるで武勇伝が伝説にでもなったかのようでした。

ひとしきり語り終えた上司は、満足げに胸を張りました。そして、まわりの反応を確かめるように言ったのです。

「俺って正直かっこいいだろ?」

女性陣がいっせいに沸いた夜

返事を待つ上司に、場は気まずく黙り込みました。誰も本気で相槌を打てなかったのです。

その沈黙を破ったのは、私でした。

考えるより先に、正直な言葉がこぼれ落ちていました。

「どこがですか?」

言った瞬間、隣の先輩が噴き出しました。それが引き金になって、女性陣がいっせいに笑い出したのです。

「よく言ってくれた!」「みんな思ってたやつ!」と、あちこちから声が上がります。

テーブルはひとつになって沸き返りました。

「毎年これを聞かされる身にもなってほしいわ」と、ベテランの女性社員が涙目で笑います。若手の男性社員まで、こらえきれずに肩を震わせていました。

気づけば、その場の主役は啖呵を切った私のほうになっていました。

上司はぽかんと口を開けたまま、固まっています。

やがて顔をみるみる赤くして、「じょ、冗談だって」とごまかすのが精一杯でした。

けれど、盛り上がる女性陣の笑いは止まりません。得意満面だったさっきまでの顔は、どこかへ消えてしまっていました。

その後、上司が飲み会で長い自慢を始めることはなくなりました。うっかり語り出しそうになると、誰かが笑顔で「はい、そこまで」と切り上げます。

たった一言で場の空気を変えてしまったあの夜を、女性の先輩たちは今でも語り草にしているそうです。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

RANKING

OTHER ARTICLES

NEW 2026.07.06(Mon)

「うちの子、ちょっと見といて」週3で子を押し付け遊び歩く母→友人の一言で慌てふためいた瞬間
tend Editorial Team

NEW 2026.07.06(Mon)

「重い箱を怪我人に運ばせる?」肩を痛めた私に箱を押し付ける同僚→見かねた先輩が声を上げた瞬間
tend Editorial Team

NEW 2026.07.06(Mon)

「俺だけが悪いわけじゃないでしょ」自転車で追突しヘラヘラ笑う男。だが、男が態度を変えて謝ったワケ
tend Editorial Team

RECOMMEND

2026.02.24(Tue)

参政党・豊田真由子氏「民主主義に対する冒とく」と自民党の国民会議参加の拒否を批判→「理論で勝負してほしい」「国会で議論す...
tend Editorial Team

2025.10.28(Tue)

「あなたのせいで売上落ちたわ」責任を押し付ける正社員。悔しかった私の逆転劇とは?【短編小説】
tend Editorial Team

2026.04.05(Sun)

令和の婚活は甘くない?成婚率8割のカリスマが断言する「選ばれない大人」に共通する致命的な勘違い
tend Editorial Team