tend Editorial Team

2026.07.27(Mon)

「就職先に現れたの、こんなことありえる?」職業訓練校で執着してきた女性。就職先の廊下で名前を呼んだ人物に絶句

「就職先に現れたの、こんなことありえる?」職業訓練校で執着してきた女性。就職先の廊下で名前を呼んだ人物に絶句

資格取得を目指した教室で

もう一度働き口を探すために、四十代で職業訓練校に通い始めました。教室で顔を合わせるうちに、私より年上の女性と言葉を交わすようになったのです。

悪い人ではなさそうでした。ただ、私が何かで評価されるたびに、必ず張り合ってくるのが気にかかりました。

「そのやり方より、こっちの方がいいと思うけど」

助言のようでいて、どこか対抗心のにじむ言い方でした。私は曖昧にうなずくよりほかありませんでした。

近づきすぎず、離れすぎず。そんな距離を保とうとするほど、相手はぐいぐいと間合いを詰めてくるようでした。

就活への執着

就職活動の話になると、その人はいっそう私に関心を向けてきました。私の応募先も、面接の結果も、まるで自分ごとのように知りたがるのです。

「次はどこを受けるの?私はフルタイムで、条件のいいところしか受けないけど」

自分の希望を得意げに語りながら、私の進み具合を細かく確かめてくる。その勢いに、私は少しずつ気圧されていました。

本当は、もう少し放っておいてほしい。そう思っても、面と向かって突き放す勇気は、なかなか出ませんでした。

それでも、就職先さえ決まってしまえば、もう関わることもない。そう自分に言い聞かせて、私は訓練校を後にしたのです。

就職先の廊下で

けれど、その予想は外れました。働き始めて1ヶ月ほど過ぎた頃、社内の廊下で、後ろから私の名前を呼ぶ声がしたのです。

振り向くと、そこには訓練校で一緒だった、あの人が立っていました。

「先生に勧められてね。私、この部署でパートを始めたのよ」

言葉が出ませんでした。フルタイムでなければ、条件のいいところでなければと、あれほど繰り返していた人です。別の会社を狙っていたはずではなかったか。

帰り道、私は仲のいい友人にだけ、正直な気持ちを漏らしました。

「就職先に現れたの、こんなことありえる?」

口にしても、気持ちはまるで晴れませんでした。友人も「うーん、偶然なんじゃない?」と、はっきりした答えはくれません。

偶然だと思えば、それで片づく話なのかもしれません。それでも、あの人の言っていたことと目の前の現実が、どうしても噛み合わなくて。挨拶だけは交わしながら、私の中の小さな引っかかりは、今も消えないままなのです。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

RANKING

OTHER ARTICLES

NEW 2026.11.03(Tue)

「さっさとどけよ!」と前の車に毒づく運転席の彼。赤信号で降りた私はタクシーで帰宅し、彼の連絡先を即ブロック
tend Editorial Team

NEW 2026.11.03(Tue)

「そんなに払ってまで買う?」映画館の売店で私を批判した彼。上映後、空になった箱を見せると黙り込んだ
tend Editorial Team

NEW 2026.11.03(Tue)

「あら〜、お菓子の山ね!」と戸棚を荒らす息子を笑って眺めるママ友。私が真顔で告げると、ママ友の余裕が崩壊
tend Editorial Team

RECOMMEND

2026.05.07(Thu)

「利上げは無いと思う」「為替介入、意味あったんですかね」とSNSで物議に。ひろゆき氏、日本の為替介入に「あと2回しか出来...
tend Editorial Team

2026.08.06(Thu)

【2026夏の甲子園】ついに開幕!今年は「2つの史上初」に注目、女性審判5人デビューとビデオ検証導入
tend Editorial Team

2026.05.24(Sun)

「私、妊娠したの!」友人からの報告。だが、私が心から祝福出来なかったワケ
tend Editorial Team