tend Editorial Team

2026.08.27(Thu)

「え、そこ焦げたの?」友人の結婚式。だが、カメラを構えた私に待っていた思わぬトラブルとは

「え、そこ焦げたの?」友人の結婚式。だが、カメラを構えた私に待っていた思わぬトラブルとは

写真を撮るのに夢中で、焦げ臭さに気づいた

学生のころからの友人の結婚式に出席したときのことです。披露宴では、新郎新婦の写真をたくさん残したくて、私は何度も席を立ってカメラを構えていました。

ケーキ入刀が終わり、「みんなで写真を撮ろう」と声がかかったときも、私はカメラを持ったまま前のほうへ移動しました。

そのとき、ふっと焦げたようなにおいがしました。

最初はキャンドルを使った演出のにおいだと思いました。ところが席に戻ってから胸元を見ると、服についていた細長い飾りの先が少し黒くなっています。

どうやら写真を撮るためにテーブルへ近づいたとき、飾りの先がキャンドルの火に一瞬触れてしまったようでした。

炎が上がったわけではなく、穴も開いていません。指で触ってみても、先端が少し焦げているだけでした。

周囲も新郎新婦を見たり写真を撮ったりしていたため、特に気づいた様子はありません。

大したことではないので、そのまま披露宴が終わるまで過ごしました。

控室で見せると、新婦は笑い出した

披露宴が終わったあと、控室で友人と話す時間がありました。友人はドレスのまま椅子に腰かけ、ようやくほっとした様子でした。

私は少し迷いましたが、せっかくの結婚式で起きたことです。帰る前に本人には話しておこうと思い、胸元を指さしました。

「さっき写真撮ってたとき、これ、キャンドルでちょっと焦がしたみたい」

友人は身を乗り出して飾りを見ました。

「え、そこ焦げたの?私、全然気づかなかった」

心配されるかと思っていた私は、思わず「私もにおいがするまで分からなかった」と答えました。

すると友人は、「そんなことあったんや」と声を出して笑いました。

そばにいた新郎も飾りを見て、「本当に先だけですね」と少し驚いた顔をしています。

近くにいた友人たちにも話すと、「ほんとだ、ちょっとだけ色が違う」と笑われました。誰かを責めるような話にはならず、披露宴中には誰も知らなかった小さな出来事として、その場の話題になりました。

あの服は、今もクローゼットにあります。よく見なければ分かりませんが、飾りの先だけ少し色が変わったままです。

結婚式の写真もたくさん残っています。それでも服を見るたびに思い出すのは、披露宴そのものだけではなく、控室で焦げた飾りを見つめながら友人と笑った時間です。

ちなみに、次に結婚式へ出席したときは、キャンドルの近くでも気にならないよう、長い飾りのない服を選びました。


※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

RANKING

OTHER ARTICLES

NEW 2026.08.27(Thu)

「休み時間が削られるんだよ」毎月ぼやく夫。だが、助手席の下で見つけた空の袋に笑った理由
tend Editorial Team

NEW 2026.08.27(Thu)

「割り込まないでください」混雑したレジ。だが、順番を抜かした客が明かした小さな悩みとは
tend Editorial Team

NEW 2026.08.27(Thu)

「誰のか分からないですしね」集積所に残されたゴミ袋。だが、困惑していた状況で決められた新しいルールとは
tend Editorial Team

RECOMMEND

2026.07.15(Wed)

「ただの遊びだった」思わせぶりに近づいた会社の先輩。だが、付き合った彼女にも振られ自滅した結果
tend Editorial Team

2025.11.26(Wed)

子どもがスーパーでトマトを落としたら弁償は必要? 店員の「大丈夫」と夫の「弁償論」の間で悩む親の投稿が話題に
tend Editorial Team

2025.12.10(Wed)

やす子、震度6強地震で即座に「命を守る行動」を呼びかけ→「的確なアドバイスありがとう」「とても助かる」と称賛の声も
tend Editorial Team