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2026.09.08(Tue)

「昨日の居酒屋代、5000円ね」毎回言われた金額を払っていた彼女。だが、3か月分を計算して分かった差額

「昨日の居酒屋代、5000円ね」毎回言われた金額を払っていた彼女。だが、3か月分を計算して分かった差額

調味料の下に、挟まっていたレシート

三年前、当時の恋人と暮らしていたころの話です。

外食代は基本的に折半で、会計は彼がカードでまとめて払い、私はあとから自分の分を現金で渡していました。

その週の木曜、二人で近所の居酒屋へ行きました。

私は生ビールを一杯と食事を頼み、彼はハイボールを何杯か飲んでいました。

翌朝、出勤前の彼が台所から声をかけてきました。

「昨日の居酒屋代、5000円ね」

私は特に疑わず、財布から5000円を出して渡しました。

彼は「ありがとう」と言って、そのままカバンにしまいました。

彼を送り出したあと、テーブルを拭こうとしていると、調味料の入れ物の下から畳まれたレシートが出てきました。

何気なく広げてみると、合計は7800円。

二人で単純に半分にしても3900円です。

しかも、その日は彼のほうがお酒を多く頼んでいました。

なぜ私が5000円なのだろう。1100円の差が急に気になり始めました。

その日の夜、帰宅した彼の前にレシートを置きました。

「これ、二人で7800円だよね。どうして私が5000円なの?」

彼はレシートに目を落とし、少し黙ってから答えました。

「3900円とか細かいだろ。計算するの面倒だったんだよ」

その言葉を聞いて、私は別の日の会計も気になりました。

十四枚の明細を、順番に並べた

週末、家計のファイルに残していたレシートを全部出しました。

二人で行った店のものは、あとで確認できるよう月ごとに保管していました。

三か月分を確認すると、全部で十四枚ありました。

私はレシートの合計金額と、その翌日に彼へ渡した金額を一枚ずつ紙に書き出していきました。

すると、今回だけではありませんでした。

数百円程度のものもありましたが、本来の半額より多く渡している日が何度もあったのです。

すべて計算すると、差額は合計5800円になりました。

私は十四枚のレシートをテーブルに並べ、彼に見せました。

「端数の計算が面倒だったって言ったよね」

彼は黙ったまま、紙の列を見ていました。

「じゃあ、この十四枚も全部そうなの?」

返事はありませんでした。

私は計算した紙を指して言いました。

「多く渡してた分、5800円ある。これは返してほしい」

彼はしばらく何も言わず、財布から札と小銭を出して5800円をテーブルに置きました。

それ以降、外食代をあとから渡す方法はやめました。店を出る前に伝票を二人で確認し、それぞれ自分の分をその場で払うことにしたのです。

「別々でお願いします」

最初のうちは少し気まずさもありましたが、金額を曖昧にしたまま精算するより、そのほうがずっと気持ちは楽でした。

その後、以前のように彼から言われた金額をそのまま渡すことは、一度もありませんでした。


※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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