tend Editorial Team

2026.06.26(Fri)

「半分もらっていい?」ふるさと納税の魚を持ち帰ろうとする義姉。断った瞬間の信じられない一言

「半分もらっていい?」ふるさと納税の魚を持ち帰ろうとする義姉。断った瞬間の信じられない一言

楽しみにしていた高級サーモン

ふるさと納税で頼んだ高級サーモンが、半年越しでようやく届いた。冷蔵庫を開けるたびに、夫と週末に食べる約束を思い出して頬がゆるんだ。

その楽しみが、思わぬ形で奪われかけるとは思ってもいなかった。

真夏の昼、近所に用があったという夫の姉が訪ねてきた。汗だくで「熱中症になりそう」と訴える義姉を、私は断りきれずに家へ上げた。

冷房の効いたリビングで麦茶を出し、しばらく雑談に付き合った。私が席を外したのは、ほんの数分だった。

戻ると保冷バッグを抱えていた

トイレから戻ると、義姉はキッチンに立っていた。私の冷蔵庫を勝手に開け、あのサーモンを保冷バッグに移している最中だった。

「サーモン、おいしそうね!半分もらっていい?」

その口ぶりは、まるで自分の物を運び出すかのようだった。私は思わず声を上げた。

「それ、夫と食べる約束をしていたものなんです。置いてください」

義姉はバッグを離そうとせず、不満げに鼻を鳴らした。半年も待った一品だと説明しても、聞く耳を持つ気配はなかった。

「ケチ!」

人の家の冷蔵庫を勝手に開けた人に、ケチと罵られる。あまりの理不尽さに、私はもう遠慮をやめた。手が震えるほど腹が立っていた。

「ケチなのはどっちですか」

静かに、しかしはっきりと言い切った。義姉の顔から余裕が消えた。頬が引きつり、口を開きかけては閉じ、最後はばつが悪そうに保冷バッグをカウンターへ戻した。

二度と上げないと決めた

夜、帰宅した夫にすべて話した。サーモンを楽しみにしていた夫は、姉の振る舞いに頭を抱えた。

「もう絶対に家に上げなくていい。本当にごめん」

その言葉に背中を押された。数日後、義姉から「またお茶しに寄るね」と軽い調子で連絡が入った。私は迷わず告げた。

「すみません、もう家には上げられないので」

受話器の向こうで、義姉は息をのんだ。「どうして」と言いかけて、思い当たったのか、それきり黙ってしまった。以来、義姉が我が家を訪ねてくることはない。

守りきったサーモンを夫と分け合った週末、その味は格別だった。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

RANKING

OTHER ARTICLES

NEW 2026.07.16(Thu)

同窓会で誰だか分からない美女の正体はあの部活少女?時短のために目を二重にしたママの決断に納得と驚きが広がる理由とは
tend Editorial Team

NEW 2026.07.16(Thu)

「無視するな、10秒で電話に出ろ」毎日1時間おきの連絡を強いた束縛男。だが、彼が別れを告げてきたワケ
tend Editorial Team

NEW 2026.07.16(Thu)

西野カナさんのライブで話題になったアンコールの掛け声。静かに聴きたい人とファン文化の違いにさまざまな声
tend Editorial Team

RECOMMEND

2026.01.15(Thu)

国民民主党・玉木雄一郎代表「全く事実に反します」とSNS上での憶測を否定→「玉木さんならあり得る」「憶測の話をデマと言う...
tend Editorial Team

2026.01.11(Sun)

神田沙也加さんの元恋人・前山剛久が金髪ホストに激変。再出発の源氏名に「なぜその名前?」とSNSで波紋も
tend Editorial Team

2025.08.18(Mon)

【運命の出会い】はるな愛がプロ野球選手に『恋に落ちました』と告白!そのお相手とは???SNSでは「お似合いです」と祝福の...
tend Editorial Team