「今さら謝られても、前みたいには戻れないよ」夫と親友の裏切りを知った私。だが、証拠をそろえて二人と向き合った結果
夫のスマホに届いたメッセージ
結婚三年目のある夜、夫のスマートフォンに表示された通知を見て、私は言葉を失いました。
「今度は、もう少しゆっくり会いたいね」
送り主は、学生時代から付き合いのある親友でした。
結婚式では友人代表をお願いし、結婚後も何度も家に招いていた相手です。夫を交えて三人で食事をしたことも、一度や二度ではありません。
最初は何かの勘違いであってほしいと思いました。
しかし、その後も夫の様子を見ていると、休日の予定を曖昧にしたり、スマートフォンを急に伏せたりすることが増えていきました。
「最近、仕事忙しいの?」
「まあね。ちょっとバタバタしてて」
夫は普段と変わらない顔で答えます。
その姿を見るほど、すぐに問い詰めたい気持ちがこみ上げました。
それでも、感情のまま話して何も分からなくなるのが怖くて、私は一度冷静になることにしました。
親友からも、それまでと変わらず連絡が届きます。
「また三人でご飯行こうよ」
そのメッセージを読むたび、胸の奥が重くなりました。
もう言い逃れはできなかった
私はまず、手元に残っていたやり取りや日時を整理しました。
そのうえで弁護士にも相談し、これからどう動けばよいのかを確認しました。
時間はかかりましたが、二人の関係を裏づけるものがそろったところで、私は夫に話を切り出しました。
「話したいことがある」
テーブルの上に記録を置くと、夫の表情が変わりました。
「これ、どういうこと?」
しばらく黙っていた夫は、やがて親友との関係を認めました。
「本当に悪かった」
「今さら謝られても、前みたいには戻れないよ」
私の気持ちは、すでに決まっていました。
親友とも直接話しました。最初は「そんなつもりじゃなかった」と繰り返していましたが、記録を示すと、それ以上は否定しませんでした。
「ずっと友達だと思ってたのに」
私がそう言うと、親友はうつむいたまま何も答えませんでした。
その後、私は夫との離婚に向けて話し合いを進め、慰謝料についても弁護士を通して整理しました。
親友にも婚約者がいましたが、今回のことを知った婚約者は、最終的に婚約を解消したと聞きました。
夫との結婚生活も、親友との長い付き合いも、一度に失うことになりました。
もちろん、すぐに気持ちが楽になったわけではありません。
信じていた二人に裏切られたことを思い出して、眠れない夜もありました。
それでも、二人の顔色をうかがいながら生活していた頃より、自分でこれからの人生を決められる今のほうが、ずっと落ち着いて過ごせています。
あのとき勢いだけで問い詰めず、一度冷静になったことだけは、今でも間違っていなかったと思っています。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














