義母「奥さん、家事も育児も不器用ね」→夫「妻は俺より上手にやってる」結婚2年、台所で嫁を笑った姑が黙る瞬間
台所まで届いた嫌味
結婚して2年、子どもはまだ生後3ヶ月でした。ある日の夕方、義母がいつものように連絡もなくやってきました。
私が赤ちゃんを片手であやしながら、もう片方の手で夕食の支度をしていると、義母はソファに座る夫のほうへ、聞こえよがしに話しかけました。
赤ちゃんはさっきからぐずり気味で、私は片手で背中をトントンしながら、菜箸を動かしていました。
「奥さん、家事も育児も不器用ね」
そして、わざとらしく心配そうな声を作ります。
「あなたも、こんなので大変ねえ。大丈夫?」
手際が悪いのは自分でも分かっています。慣れない育児と家事に追われて、毎日くたくたでした。だからその言葉は、いちばん触れてほしくないところを突いてきました。
鍋をかき混ぜる手が、思わず止まります。
夫が返したひとこと
てっきり夫は、いつものように苦笑いで受け流すと思っていました。ところが、その日は違いました。
夫はソファから立ち上がると、まっすぐ義母のほうを向いて言いました。
「妻は俺より上手にやってる」
台所にいた私も、思わず振り返りました。
義母は「あら、あなたは仕事で見てないだけよ」と笑おうとします。でも夫は引きませんでした。
「毎晩、俺が寝てる間に何回もミルクあげてるの、母さんは知らないだろ。台所も育児も、俺よりずっとちゃんとやってる」
「不器用なんかじゃないよ。慣れてないだけで、毎日きちんとやってる人に、ケチつけないでくれ」
黙り込んだ義母
義母の顔から、作り笑いが消えました。
「……別に、責めてるわけじゃ」と言いかけて、その先が続きません。台所の私と、ソファの夫を交互に見て、居心地悪そうに視線を落としました。
「そう。なら、いいのよ」義母はそれだけ言うと、早々に帰り支度を始めました。
玄関まで見送ると、夫が小さく笑って言いました。「言い過ぎたかな」
「ううん、うれしかった」私が返すと、腕の中の赤ちゃんが、タイミングよく「あー」と声を上げました。
「あの子も、パパに味方してもらえてうれしいって顔してるよ」夫の軽口に、思わず吹き出しました。
それ以来、義母が私の家事や育児に口を出すことは、ぱたりとなくなりました。夫の一言が、確かに空気を変えたのです。
次に義母が来たとき、玄関で最初に口にしたのは「今日はお邪魔してもいい?」という一言でした。前もって電話をくれるようにもなり、あのころの棘のある言葉は、もうどこにもありませんでした。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














