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2026.09.02(Wed)

「ここじゃないの?私、急いでるんだけど」順番を飛ばそうとした客。だが、店員が譲らなかった結果

「ここじゃないの?私、急いでるんだけど」順番を飛ばそうとした客。だが、店員が譲らなかった結果

次の人が進もうとした、そのとき

休日の朝、スーパーへ買い出しに行ったときのことでした。開店から間もない時間でしたが、レジにはすでに何人かのお客さんが並んでいました。

その店では、レジの手前に一列で待ち、空いたところへ先頭の人から順番に進むようになっていました。

床には待つ位置を示す線もあり、私も列の後ろについて順番を待っていました。

しばらくすると、一つのレジで会計が終わりました。列の先頭にいた人がそこへ向かおうとした、まさにそのときです。

横から買い物かごを提げた女性が現れ、そのまま先にレジ台へかごを置いたのです。

進もうとしていたお客さんは思わず足を止めました。

後ろにいた私たちも顔を上げましたが、すぐに声をかける人はいませんでした。

女性が並び方に気づいていないだけなのか、それとも急いでいるのかは分かりません。ただ、自分から注意して言い合いになるのも嫌で、私も黙って様子を見ていました。

すると、そのレジを担当していた若い男性店員が、女性に声をかけました。

店員が示したのは、列の最後尾でした

「恐れ入りますが、皆さま順番にお待ちですので、最後尾からお願いいたします」

店員は声を荒らげることなく、待っている列のほうへ手を向けました。

女性は少し驚いたように振り返りました。

「ここじゃないの?私、急いでるんだけど」

「申し訳ありません。こちらは一列でお待ちいただいて、順番にご案内しています」

店員がそう説明すると、女性は並んでいる人たちのほうを見ました。

「ちょっとだけでも駄目?」

「皆さまお待ちですので、お願いいたします」

返事は変わりませんでした。強い言い方ではありませんが、先に会計をするつもりもないことは十分伝わります。

女性はしばらくその場に立っていましたが、やがて小さく「分かったわ」と言うと、かごを持ち直して列の最後尾へ向かいました。

店員はすぐに、先ほど進もうとしていたお客さんへ「お待たせしました」と声をかけ、会計を始めました。

それだけのやり取りでしたが、止まっていた列はまた静かに動き始めました。

私の番になったときも、店員は何事もなかったように接客していました。相手を責めるのではなく、店の並び方を説明して、それでも順番だけは崩さない。その落ち着いた対応が印象に残った朝でした。


※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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