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2026.10.31(Sat)

妊娠8か月の私に、見知らぬ女の子を抱っこさせ続ける母親。「代わってもらってもいいですか?」と頼んだ結果

妊娠8か月の私に、見知らぬ女の子を抱っこさせ続ける母親。「代わってもらってもいいですか?」と頼んだ結果

妊娠8か月、子ども2人を連れて公園へ

数年前、妊娠8か月だったころの休日のことです。

夫が休日出勤だったため、私は5歳の息子と3歳の娘を連れて公園へ出かけました。

おなかはすっかり大きくなり、少し動くだけでも疲れる時期。

それでも、子どもたちには外で遊んでほしいと思っていました。

公園は比較的空いていて、息子はすぐにすべり台へ向かいました。

しばらくすると、娘と同じくらいの年齢の女の子が、母親と一緒にやってきました。

女の子は人なつこく、すぐに娘と仲良くなりました。

その母親は少し離れたベンチに座ると、携帯電話を見始めました。

「ねえ、あれやりたい!」

女の子が指さしたのは、ターザンロープでした。

娘も「私も!」と言い出します。

まだ小さい2人だけで遊ばせるのは心配だったので、私は順番に抱き上げてロープにつかまらせ、動き出すと短い距離を一緒に走って支えました。

「もう一回!」

2人は楽しそうでしたが、私にはかなりの負担でした。

女の子の母親を見ると、ちらっとこちらに目を向けたものの、すぐに携帯電話に戻ってしまいます。

自分の娘だけならまだしも、よその子まで抱っこし続けるのは、さすがにきつくなってきました。

母親に声をかけたものの、返ってきたのは…

何度か繰り返すうちに息が上がり、おなかも張ってきました。

私はいったん遊ぶのをやめ、ベンチにいる母親に声をかけました。

「すみません。ちょっとおなかが張ってきちゃって……。代わってもらってもいいですか?」

すると母親は、携帯電話を見たまま答えました。

「え?子ども同士で遊んでるんだし、ほっとけばいいんじゃないですか?」

「でも、まだ小さいので、抱っこして支えてたんですけど…」

私がそう伝えても、母親は顔を上げませんでした。

子ども同士で遊んでいるとはいえ、実際に抱っこしているのは私です。

こちらが妊娠中だと気づいていないのかもしれません。

それでも、おなかが張っていると伝えたのに、代わってもらえなかったことがショックでした。

これ以上は無理だと思い、私はロープを支えるのをやめました。その後は娘と女の子が近くで遊ぶ様子を見守っていました。

夕方になり、女の子の母親がようやくベンチから立ち上がりました。

「そろそろ帰るよー」

すると女の子は母親のところへ駆け寄り、うれしそうに話し始めたのです。

「ママ、あのね!このおばちゃんがずっと抱っこしてくれた!」

女の子は私を指さしながら、さらに続けました。

「すごく高く飛んだんだよ!」

母親は少し驚いたように、私のほうを見ました。

「ママはずっとケータイ見てたから、見てなかったでしょ?」

あまりにも無邪気な言い方で、私は思わず女の子の顔を見ました。

近くの砂場にいた親子連れも、その声に振り向いています。

母親は気まずそうに携帯電話を下ろし、私のほうを見ました。

「あ……すみません。ありがとうございました」

小さく頭を下げると、女の子の手を引いて足早に帰っていきました。

「おばちゃん、ばいばーい!」

女の子は最後まで笑顔で手を振ってくれました。

娘も「ばいばーい!」と手を振り返します。

女の子に悪気はなく、ただ楽しかったことを母親に話したかったのでしょう。

でも、私が大変な思いをしていたことが、あの一言で少しは伝わったのかもしれません。

私はおなかをそっとなで、戻ってきた息子と娘の手を握りました。


※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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