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2026.07.01(Wed)

「暇でしょ、フリマ出品全部やってほしいの!」図々しいお願いをするママ友。だが、私の正論で撃退した瞬間

「暇でしょ、フリマ出品全部やってほしいの!」図々しいお願いをするママ友。だが、私の正論で撃退した瞬間

毎朝のブランド自慢

保育園に同じ時間帯で通うママ友は、会うたびに子ども服のブランドの話ばかりしていた。流行りの海外ブランドを着せては、その値段を誇らしげに口にする。

ある朝、うちの子の定番の服を見て、彼女はわざとらしくため息をついた。

「ブランドじゃないと生地が持たないの」

「すぐサイズアウトするのに、そういうの平気なんだ?」

引っかかる言い方だったけれど、私は短く返すにとどめた。

「動きやすいのが一番だと思ってるから」

波風を立てたくなくて、いつもそうやって聞き流していた。それが、彼女をますます調子づかせていたのかもしれない。

丸投げされた頼みごと

その日、彼女はいつもより上機嫌で近づいてきた。

「相談なんだけど、着なくなったブランド服、フリマで高く売りたいの」

てっきり売り方のコツでも聞かれるのかと思ったら、続いた言葉は違った。

「暇でしょ、フリマ出品全部やってほしいの!」

売上は当然すべて自分のもの。手間のかかる作業だけを私に押しつけるつもりだと分かって、思わず聞き返した。

「全部って、写真も梱包も発送も?」

「あなたなら簡単でしょ。やり方が分からないんだもの」

暇でしょ、の一言で、彼女が私をどう見ていたのかがはっきりした。受け流してきた優しさを、都合のいい便利さとはき違えていたのだ。

「ちなみに、売れたお金は折半とか考えてる?」

「えっ、なんで。私の服でしょ。あなたは手伝うだけじゃない」

手伝うだけ、という言葉が引っかかった。彼女の中では、私の時間も労力も最初から数えられていないらしい。出品作業がどれだけ手間か、想像したこともないのだろう。

これまで角を立てまいと黙ってきたけれど、ここで引き受ければ、次はもっと当たり前のように頼ってくる。そんな予感があった。

静かな一言で線を引く

私は声を荒げず、けれど引かずに答えた。

「フリマ代行はお断りなの」

彼女の笑顔が、すっと消えた。まさか断られると思っていなかったのか、目を泳がせて言葉に詰まる。

「な、なんで。減るものでもないのに」

「お金が動くことだもの。トラブルになったら、お互い気まずいでしょう」

彼女は反論を探すように口を開きかけ、結局何も言えずに黙り込んだ。

「……ケチね」

そう言い捨てて背を向けたものの、その足取りにいつもの勢いはなかった。

それきり、彼女がブランドの話を持ちかけてくることはなくなった。今は会えば軽く挨拶を交わすだけ。無理に合わせなくていい関係になって、私はようやく肩の力を抜くことができた。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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