「小学校に入る頃には、結構差がついてるよ」会うたび習い事を比べてくるママ友。だが、はっきりと自分の考えを伝えた結果
最初は、親切に教えてくれるママ友でした
幼稚園で知り合ったママ友は、最初はとても話しやすい人でした。
入園したばかりで園のことをよく知らなかった私に、行事のことや必要な持ち物を教えてくれたのも彼女です。
子ども同士も同じ学年だったため、お迎えの時間に顔を合わせれば自然と話すようになりました。
彼女は教育や習い事にも詳しく、近所の教室についていろいろ教えてくれました。
「英語は早めに始めるといいらしいよ」
「うちは体操も通わせてるの。小さいうちにいろいろ経験させたくて」
最初のうちは、単純に情報を教えてくれているのだと思っていました。
実際、子どものためにできることを探しているのだろうという気持ちも伝わってきました。
ただ、何度か話しているうちに、私は少しずつ疲れるようになっていきました。
「英語、まだ始めてないの?」
「うちは、まだ特に考えてないかな」
そう答えると、彼女は驚いたような顔をします。
「そうなんだ。うちは周りもみんな始めてるから、のんびりしていられなくて」
別の日には、文字の練習や水泳の話になりました。
何を話していても、最後には「うちはもうやっている」「そっちはまだなんだね」という流れになるのです。
比べられるたびに、娘まで比べている気持ちになった
ある日、また習い事の話になりました。
彼女は、同じ園の子が英語を読めるようになったという話をしたあと、何気ない調子で言いました。
「小学校に入る頃には、結構差がついてるよ」
その言葉を聞いたとき、私は初めてはっきりと違和感を覚えました。
もちろん、早くから習い事を始めることを否定するつもりはありません。彼女なりに、子どもの将来を考えて一生懸命なのだと思います。
ただ、何をするかは家庭によって違います。
娘には娘の好きなことがありますし、今は園から帰ったあとに公園で遊んだり、家で絵を描いたりする時間も大切にしたいと思っていました。
それなのに彼女と話すたび、「何を習っているか」で子ども同士を比べているような気持ちになってしまいます。
私はそこで、無理に話を合わせるのをやめることにしました。
次に彼女から、
「何か始めないの?」
と聞かれたとき、私は笑って答えました。
「今はまだいいかな。うちはうちのペースで考えるよ」
彼女は少し意外そうな顔をしましたが、それ以上すすめてくることはありませんでした。
それからは、習い事の話が長くなりそうなときには、私は自然に会話を切り上げるようになりました。
挨拶をしなくなったわけでも、嫌いになったわけでもありません。ただ、何度も比べられて苦しくなるほど近くにいる必要はないと思ったのです。
子どもの成長の早さも、興味を持つものもそれぞれです。
周りを見て焦ることもありますが、誰かの家庭を基準にするのではなく、娘が楽しそうに過ごしている姿を見ながら、その子に合ったタイミングを考えていきたいと思っています。
※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














