義母「手の込んだもの作れないの?」→「作ったの俺だけど」週3で押しかける姑に夫が告げた事実
週に三度も響く義母のアポなしチャイム
結婚してからずっと、私を悩ませていた音があります。
連絡もなしに鳴る、玄関のチャイムです。
車で十五分の距離に住む義母は、その近さを盾に、週に三度も突然やってきました。
そして家に上がるたび、決まって小言をこぼしていくのです。
「普段から掃除してないでしょ」
私が何を出しても、満足そうな顔を見せたことはありません。
丁寧に出汁をとった味噌汁も、時間をかけて煮込んだおかずも、義母の前では一度も褒められたことがなかったのです。
夫に打ち明けても、いつも軽く流されるだけでした。
「母さんも悪気はないから、ね」
その夜は、私の帰りが仕事で遅くなった日でした。
先に帰宅していた夫が、フライパンを振って炒め物を作ってくれていたのです。
できたての皿が食卓に並んだ、まさにその瞬間、またチャイムが鳴りました。
玄関を開けるなり、義母は料理をちらりと見て言いました。
「手の込んだもの作れないの?」
いつもの調子で、矛先はまっすぐ私に向いています。
その料理を作ったのが誰なのか、義母はまるで気づいていませんでした。
夫が姑に告げたたった二つの宣言
反論する気力もなく、私はうつむいていました。
また今日も、こうして小言を浴びるのかと、肩が重くなりました。
すると、キッチンから夫がひょいと顔を出したのです。
「作ったの俺だけど」
義母の言葉が、そこでぷつりと途切れました。
息子が作った料理を、嫁の手抜きだと思い込んで責めていた。
その事実に気づいた義母は、みるみる顔を赤らめて固まってしまいます。
いつも強気な人が、言葉を探すように口をぱくぱくさせています。
「あ、あなたが作ったのなら……上手ね」
言い訳にもならない言葉を残して、義母は逃げるように帰っていきました。
目の前で妻が責められる姿を、夫はこのとき初めて見たそうです。
その晩のうちに、夫は義母へ電話を入れました。
そして、はっきりと二つのことを告げたのです。
「これからは、連絡なしで来ても鍵は開けない」
「妻に文句を言うなら、俺はもう実家に顔を出さないよ」
電話の向こうの義母は、しばらく黙り込んでいたといいます。
いつもは一方的にまくし立てる人が、その日は一言も言い返せなかったそうです。
それから、あの突然のチャイムは、ぴたりと鳴らなくなりました。
味方は、すぐ隣にいてくれた。
そう思えたことで、長かった我慢の日々が、ようやく報われた気がしました。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














