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2026.08.31(Mon)

「一銭もないよ、レジ袋のお金だって惜しいくらい」義母を頼る前提だった夫。だが、義母の一言で感じた違和感

「一銭もないよ、レジ袋のお金だって惜しいくらい」義母を頼る前提だった夫。だが、義母の一言で感じた違和感

子どもの話をしていたはずなのに

夫と義母と三人で出かけた帰り道、車の中で将来の子どもの話になりました。

私は、子どもができてもできるだけ仕事を続けたいと思っていました。ただ、実際にどう働くのか、誰に頼るのかまではまだ何も決めていません。

そんな話をしていると、夫が何気ない調子で言いました。

「まあ、母さんにもたまに見てもらえばいいんじゃない?」

私は少し引っかかりました。

義母が引き受けてくれるかどうかも分からないのに、もう頼ることが決まっているような言い方だったからです。

「でも、それはお義母さんの都合もあるし…」

私がそう言いかけたとき、後部座席から義母の声がしました。

「私、貯金なんて全然ないからね。ほんとに一円もないくらいなんだから」

私は思わず振り返りました。

「え?」

義母はさらに続けます。

「一銭もないよ。レジ袋のお金だって惜しいくらいなんだから」

車内が一瞬、静かになりました。

誰も、お金を出してほしいという話はしていません。

夫も困ったように笑って、「いや、お金の話じゃないよ」と返しました。

ところが義母は特に気にした様子もなく、そのまま窓の外を見ながら別の話を始めました。

私は笑いそうになるのをこらえながら、同時に別のことを考えていました。

そもそも私たちは、義母がどうしたいのかも聞かずに、「見てもらう」という話を進めていたのです。

まずは二人で考えようと思った

家に帰ってから、私は夫に車の中で感じたことを話しました。

「さっきの話なんだけど、最初からお義母さんに頼る前提で考えるのはやめない?」

夫は少し意外そうな顔をしました。

「嫌ってこと?」

「そうじゃなくて。まず私たち二人で、どうしたいか考えたいの。お願いするなら、そのあとでちゃんとお義母さんにも聞こうよ」

夫は少し黙ってから、うなずきました。

「そうだね。俺が勝手に頼れると思ってたかも」

そこから、もう一度話し直しました。

私は仕事を続けたいこと。夫はどこまで家事や育児を分担できそうか。預け先についても、まず自分たちで調べてみること。

決めなければならないことはたくさん残っていました。それでも、「誰かが助けてくれるはず」と考えるより、ずっと話しやすくなった気がしました。

義母とは今も普通に会っています。

あの日の「一銭もない」という言葉も、義母にとっては特別な意味のない一言だったのかもしれません。

ただ、話が思わぬ方向へそれたおかげで、私は初めて、「これはまず夫婦二人で考えることなんだ」と気づくことができました。


※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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