「隣の方には注意しないでください」夜中の音に悩んだ私。だが、管理会社が提案した方法で救われた
夜中になると、窓のほうから音が聞こえてきた
以前住んでいたマンションでは、隣の部屋に大家さんである高齢の男性が住んでいました。
引っ越しの挨拶に伺ったときも、「困ったことがあったら言ってくださいね」と穏やかに声をかけてくれた方です。廊下で会えば、いつも挨拶をしてくれました。
ところが住み始めてしばらくすると、夜中に隣から音が聞こえるようになりました。
寝室の窓は隣の部屋の窓と近く、窓を閉めていても、激しく咳き込むような音がこちらまで届きます。夜中から明け方まで何度も続く日もあり、目が覚めてしまうことが増えていきました。
最初は「そのうち治まるだろう」と思っていました。ただ、何日も続くうちに、生活音というより体調に関係するものなのではないかと思うようになりました。
そう考えると、本人に「静かにしてください」と言うことはできませんでした。
それでも眠れない日が続き、私は管理会社へ相談することにしました。
「隣の方に注意してほしいわけではないんです。窓から音が入ってくるので、部屋のほうで何かできないでしょうか」
担当の方は事情を聞いたあと、「建物側でできることがないか確認します」と答えてくれました。
数日後、返ってきたのは苦情の話ではなかった
数日後、管理会社から電話がありました。
「部屋の窓を二重にする工事をします。来月に入ります」
思っていなかった返事でした。
隣の方へどう伝えるかという話ではなく、私の部屋に内窓を取り付けて、窓から入ってくる音を減らす方向で対応してもらえることになったのです。
翌月、業者の方が来ました。今ある窓の内側にもう一枚窓が取り付けられ、工事は半日ほどで終わりました。
その夜、いつものように布団に入りました。
音がまったく聞こえなくなったわけではありません。それでも以前より遠くに感じられ、目が覚める回数は減りました。久しぶりに朝まで眠れた日には、それだけでほっとしました。
その後も、隣の方とは廊下で普通に挨拶を交わしていました。この件について何か言われたことはありません。
直接伝えていたら、その方はきっと気にしてしまったと思います。一方で、私も眠れないまま我慢を続けるのは難しい状態でした。
人に我慢を求めるのではなく、住まいの側でできる方法を考えてもらえたことが、私にはありがたかったです。
引っ越すまで、その二重窓のおかげで、以前より落ち着いて眠れる夜が続きました。
※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














