「普通はこういう時5万くらい渡すのよ〜」宿泊費3万円ちょっとの旅行で義母から言われた私。後日、義父が確認した明細
旅行の最後に義母から言われた一言
夫の両親と旅行に出かけたときのことです。
旅行を提案したのは義母で、宿選びから予約まで、すべて手配してくれました。
夫に届いた宿の案内を見ると、私たち夫婦の宿泊費は3万円ちょっと。私は予約してくれたお礼の気持ちも込めて、義母に3万5千円を渡しました。
観光や食事は別会計で、昼ごはんなども私たちが自分の財布から払っていました。
ところが、旅館で過ごす最後の夕方。部屋の前の廊下で義母とすれ違ったとき、思いがけないことを言われたのです。
「楽しかったわね。でも、あなたにはちょっと言っておきたいことがあるの」
「何ですか?」
すると義母は、笑いながらこう言いました。
「普通はこういう時5万くらい渡すのよ〜」
私は驚いて、すぐには返事ができませんでした。
宿泊費より多めに渡したつもりでしたし、まさか金額について指摘されるとは思っていなかったのです。
「あの、宿泊費は3万円ちょっとでしたよね? それで、3万5千円お渡ししたんですけど……」
「そういうことじゃないのよ。宿を探したり予約したりするのも大変なの。気持ちの問題でしょ?」
そう言うと、義母は部屋へ戻っていきました。
手配してくれたことには感謝しています。でも、それなら最初から費用について相談してほしかったというのが本音でした。
楽しかった旅行の最後にそんなことを言われ、私はなんとも残念な気持ちになりました。
義父が確認した宿泊費の明細
旅行から帰ってしばらくたった日の昼、夫と一緒に義実家へ旅行の写真を届けに行きました。
居間でお茶を飲みながら旅行の話をしていると、義母が再びお金の話を持ち出しました。
「この前の旅行、もうちょっと気をつかってくれてもよかったのにね」
夫が不思議そうに聞き返しました。
「母さん、何の話?」
「だって、宿は全部私が手配したでしょ。もう少しお礼があってもいいと思うのよ」
私は迷いましたが、ここではっきり伝えておこうと思いました。
「宿泊費が3万円ちょっとだったので、お礼も込めて3万5千円お渡ししたんですが……」
すると、それまで新聞を読んでいた義父が顔を上げました。
「ちょっと待ってくれ。宿代はいくらだったんだ?」
義父は携帯電話を取り出しました。宿からの予約確認メールが、義父のアドレスに届いていたのです。
画面を確認した義父は、義母に向かって言いました。
「予約の明細だと、3万円ちょっとだったよな」
義母は小さくうなずきました。
「それで3万5千円もらったんだろ? 宿代より多く渡してくれてるじゃないか。何が足りないんだ?」
「いや、それは……」
義母は何か言おうとしましたが、それ以上は続きませんでした。
夫も義母の顔を見ていましたが、義母は視線を落としたまま、黙ってしまいました。
それ以来、義母から旅行のお金について何か言われることはなくなりました。
その後、次の旅行の相談をしたときには、義父が先にこう言いました。
「今度は予約したら、金額をみんなで確認するようにしよう」
夫がうなずく横で、義母はお茶を飲んだまま、特に何も言いませんでした。
旅行の手配をしてくれたことには、今でも感謝しています。ただ、お金のことは最初にきちんと話し合っておくべきだったのだと思います。
※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














