tend Editorial Team

2026.07.10(Fri)

「頼れるのはあんただけなの!」妹と兄ばかり可愛がるのに金は私に無心する母→2児の育休中に私が下した決断

「頼れるのはあんただけなの!」妹と兄ばかり可愛がるのに金は私に無心する母→2児の育休中に私が下した決断

「頼れるのはあんただけ」の裏側

子どもの頃から、母は妹と兄ばかりを可愛がった。

何かあると、決まって責められるのは私。それでいて、お金の相談と長い愚痴だけは、いつも私のところにやってくる。

「あんたは昔から、しっかりしてるからね」

「頼れるのはあんただけなの!」

そう言われるたび、都合よく使われているだけではないかと、胸の奥がざらついた。

妹の愚痴、兄への不満、ご近所とのいざこざ。

長い長い電話は、たいてい「ちょっとお金の相談なんやけど」で締めくくられる。

母は昔から働きに出ようとせず、家計はいつも火の車だった。

生活費も携帯電話の料金も、毎月ぎりぎり。

私が働き始めてからは、その穴埋め役は、いつの間にか私の役目になっていた。

実家に顔を出すたび、財布の中身をあてにされているのが、痛いほど伝わってきた。

ここ数ヶ月は、家のローンが払えないと言っては、私にお金を借りに来ていた。

「滞納したら、家を売らなあかんようになる」

そう言われれば、突き放せない。私は毎月のように、万単位のお金を工面して渡していた。

2児の育休中に、私が下した決断

けれど、私も育休中の身だった。

収入は減り、二人の子どもを育てるだけで、家計はぎりぎりだ。

母に渡すお金の分だけ、我が家の食卓が細くなっていく。

上の子の保育料も、下の子のおむつ代もかかる。育休手当だけの家計は、もう削れるところなどどこにも残っていなかった。

ある日、いつものように母から電話が来た。

「今月も、ちょっとええかな」

その一言で、私は決めた。

「お母さん。悪いけど、もう今までみたいには渡せない」

「……なんで急に、そんな冷たいこと言うん」

「冷たいんじゃなくて、うちの子たちの暮らしを守らなあかんの」

電話の向こうで、母が黙り込むのがわかった。

 

翌週から、私は母と少しだけ距離を置くことにした。

もちろん、罪悪感がなかったわけではない。育ててもらった恩は、確かにある。けれど、その恩を盾にされて、自分の家庭まで傾けるわけにはいかなかった。

お金をせびる電話は、驚くほどあっさりと減っていった。

薄情だと思われてもいい。私がまず守るのは、目の前で笑うこの子たちの毎日だ。

そう腹をくくった日から、財布の中身に怯えて眠る夜は、少しずつ消えていった。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

RANKING

OTHER ARTICLES

NEW 2026.10.11(Sun)

「今日だけだから」と言い訳する隣人。うちの駐車場で勝手に水をくんでいた奥さんが、続けて口にした信じられない一言
tend Editorial Team

NEW 2026.10.11(Sun)

「順番なんか知るか、海の見える席にしろ」ホテルの朝食会場で怒鳴った男性。だが、結局中央の席を選んだ理由
tend Editorial Team

NEW 2026.10.10(Sat)

「私ならちょっと無理かも」私が出産した産院を口コミで否定するママ友。最後に本人が選んだ場所に唖然
tend Editorial Team

RECOMMEND

2026.06.04(Thu)

「うちは代々欠かさずやってきた」同居10年で響き続けた義母の口癖→義母と合わない価値観に抱えたジレンマ
tend Editorial Team

2026.04.03(Fri)

入学式にプリンセス?「叱らない育児」の誤解が生んだドレス登校と個性の履き違えにSNSで批判殺到
tend Editorial Team

2026.05.11(Mon)

「忙しいのに動かないんですか」混む受付で画面を眺めるだけの同僚→評価する人は見ていてくれと願う毎日
tend Editorial Team