「パートが偉そうにするな」共働きなのに家事を手伝わない夫。1週間、家事を放置した結果
見下されていた、共働きの家
共働きですが、夫は正社員、私はパートです。
その差を、夫は事あるごとに口にしました。
「パートが偉そうにするな」
家事の分担をお願いするたび、この言葉で話は終わります。
「家事なんて誰でもできるだろ。俺は稼いでるんだよ」
その考えがはっきり形になったのが、三年前のことでした。
私が40度近い熱を出し、真っ暗な部屋で伏せっていた日です。
帰宅した夫は、寝ている私を見るなり言いました。
「は?今日のご飯は?俺、腹減ってるんだけど」
動けないから何か買ってきてと頼むと、夫の返事はこうでした。
「損したわ」
コンビニから戻った夫の袋に入っていたのは、自分の弁当だけ。
私のゼリー一つ、ありませんでした。
その光景を、私は熱でぼやける目で、はっきりと覚えています。
立場が入れ替わった六日目
回復した私は、1週間の家事ストライキを決めました。夫に関わる家事だけを、すべて止めたのです。
洗濯も、食事作りも、ゴミ出しも。シャンプーの補充のような名前のない家事まで、夫の分は一切やりませんでした。
自分の分だけを済ませ、あとは黙って過ごしたのです。
二日目、夫は少し様子がおかしいと感じたようでした。
洗面所のシャンプーが空になっても、ボトルを振るだけで、詰め替えがどこにあるかすら知らないのです。
三日目には、着るシャツがなくなりました。
「なあ、洗濯機どうやって回すんだ」
私は返事をしませんでした。
四日目、流しには夫の食器が固まったまま積み上がります。冷蔵庫を開けても、夫の食べるものは何もありません。
五日目の夜、夫がついに怒鳴りました。
「おい!飯はどうなってるんだ!」
私は静かに顔を上げて、あの日の言葉をそのまま返しました。
「家事は誰でもできるんでしょ?損したくないなら、自分で全部やってね」
夫の顔が、みるみるこわばりました。
言い返そうとして、けれど言葉が出てこない。
しばらく口を動かしたあと、夫は背を向けて洗濯機の前にしゃがみ込んだきり、動けなくなっていました。
六日目の朝、夫はシワだらけのシャツを手に、私の前で頭を下げたのです。
「俺が悪かった。家事がこんなに大変だと思わなかった」
声が震えて、半泣きでした。偉そうにしていた人が、1週間すら持たなかったのです。
「はっきりして、よかったです」
今の夫は、自分からゴミ出しも風呂掃除もします。私が少しでも体調を崩せば、真っ先にスポーツドリンクを買って帰るのです。あれからもう、分際という言葉を聞いていません。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














