「その方法があったんだ」真冬の結婚式、パンプスで冷えた友人。だが、親戚の女性の足元を見て驚いた理由
真冬の式に、友人たちはパンプスで来てくれた
私が結婚したのは二十代で、友人の中では早いほうでした。
式を挙げたのは真冬。朝から風が強く、外を歩くだけで足元から冷えるような日でした。
友人の多くは結婚式への出席が初めてで、事前に「どんな服がいい?」「靴はパンプスだよね?」と何度も連絡をくれました。
当日はみんな、きちんとしたドレスに薄いストッキング、パンプス姿で来てくれました。
ただ、駅から会場まで歩いてきた友人もいて、受付を済ませたころにはかなり冷えていたようです。
式の前に少し顔を合わせたときも、「足先が全然あったまらない」と笑いながら足を動かしている友人がいました。
せっかく来てもらったのに寒い思いをさせてしまったな、と少し気になったのを覚えています。
式が終わったあと、足元が違う人がいた
式と披露宴が終わり、帰り支度をする人たちがロビーに集まり始めたころでした。
私も友人たちと話していると、夫の親戚の女性が近くを通りました。
その人の足元を見て、友人の一人が「あれ?」と声を上げました。
きちんとした服装なのに、足元はあたたかそうなブーツだったのです。
友人が「そのブーツで式に出ていたんですか?」と聞くと、親戚の女性は笑って首を振りました。
「式のときはパンプスでしたよ。寒かったでしょう、私はここで履き替えたんです」
聞けば、会場までは厚手のタイツとブーツで来て、着いてからストッキングとパンプスに履き替えたのだそうです。
そして帰る前に、またブーツへ戻したとのことでした。
「その方法があったんだ」
友人の一人が、自分のパンプスを見ながら言いました。
もう一人も「朝からずっとこれで来ちゃった」と笑っています。
誰かが服装を間違えていたわけではありません。友人たちは調べた通り、式に合った格好で来てくれていました。
ただ、式場まで何を履いてくるかまでは考えていなかったのです。
「きちんとする」と「我慢する」は別だった
その帰り、友人たちは「次に冬の式があったら靴を持っていこう」と話していました。
私もその言葉を聞いて、なるほどと思いました。
結婚式となると、失礼のない服装にしなくては、とそこばかり気にしてしまいます。けれど、会場までの移動中まで同じ格好で我慢する必要はありません。
それから私も、寒い時期の式に呼ばれたときは、会場で履き替えることを考えるようになりました。
友人から服装について相談されたときも、「外は寒いから、行き帰りは無理しなくていいと思うよ」と伝えています。
あの日の親戚女性は、式ではきちんとした靴を履きながら、自分が寒くならない準備もしていました。
マナーを守ることと、寒さを我慢することは同じではない。そのことに気づいた、真冬の結婚式でした。
※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














