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2026.11.06(Fri)

「歩いて5分なのに、なんで遅れるの?」満員電車で通勤していたころは無遅刻だった僕。転職した途端、妻に笑われることになったワケ

「歩いて5分なのに、なんで遅れるの?」満員電車で通勤していたころは無遅刻だった僕。転職した途端、妻に笑われることになったワケ

長い通勤から解放された僕

前の会社に勤めていたころ、僕の朝はいつも慌ただしいものでした。

毎朝、満員電車に揺られて出勤。

ホームが混みすぎて、電車を一本見送ることもありました。

帰宅するころには、もうくたくたです。

それでも、遅刻だけは一度もしませんでした。

電車が遅れることも考えて、毎朝かなり早めに家を出ていたからです。

そんな生活に疲れ、僕は自宅近くの会社へ転職しました。

新しい職場は、家から歩いてわずか5分。

往復の通勤時間が、合わせて2時間も短くなったのです。

「いやあ、通勤が楽って最高だな」

「よかったね。前より元気そうだし」

妻の言うとおり、生活はずいぶん変わりました。

空いた時間で副業を始め、週末も疲れて寝ているだけではなくなりました。

何より、朝早く家を出なくていいのがうれしくて仕方ありません。

「多少寝坊しても、走れば間に合うしな」

「近いからって、油断しないでよ」

そんな妻の言葉にも、僕は「大丈夫だって」と笑っていました。

徒歩5分だからと油断した朝

ある朝、僕はいつものように朝食を食べていました。

トーストを食べ終え、コーヒーをもう一杯。以前ならとっくに家を出ている時間ですが、今は会社まで歩いて5分です。

急ぐ必要もないと思い、のんびりしていました。

すると、洗濯物をかかえた妻が時計を見て、声をかけてきました。

「ねえ、もう出なくていいの?」

「ん?まだ大丈夫だよ」

「本当に?時計見た?」

言われて時計を確認した瞬間、僕は固まりました。

「えっ、もうこんな時間!?」

始業まで、あと数分しかありません。

しかも、まだ着替えも終わっていないのです。

僕は慌ててシャツのボタンを留め、ネクタイを手に玄関へ向かいました。

「ほら、だから言ったじゃない」

追いかけてきた妻は、腕を組んであきれた顔をしています。

「前はあんなに早く出てたのにね」

「わかってるって!行ってきます!」

妻が開けてくれた玄関の扉から飛び出し、会社まで全力で走りました。

しかし、会社に着いたのは始業時間を少し過ぎてから。

あれだけ長い通勤をしていたころには一度も遅刻しなかったのに、徒歩5分の職場で、ついに遅刻してしまったのです。

妻に遅刻を報告すると…

その日の夜、僕は妻に朝のことを話しました。

「そういえば、今朝は間に合ったの?」

「いや……ちょっと遅刻した」

「えっ、歩いて5分なのに、なんで遅れるの?」

妻は驚いたあと、あきれた顔で僕を見ました。

「近いと思って、のんびりしすぎたんだよ」

「前の会社のときは、一度も遅刻しなかったのにね」

「……ほんと、それなんだよな」

自分でも不思議なくらいでした。

以前は電車が遅れることまで考えて行動していたのに、職場が近くなった途端、時間を気にしなくなっていたのです。

通勤時間が短くなって、余裕ができたはずなのに。その余裕に甘えて遅刻するとは、何とも情けない話です。

その夜、僕は寝る前に目覚まし時計を5分早く合わせ直しました。

それを見ていた妻が、くすっと笑いました。

「起きる時間だけじゃなくて、家を出る時間も気にしてね」

「……はい、気をつけます」

今度こそ、妻にあきれられないようにしようと思ったのでした。


※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた40代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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