tend Editorial Team

2026.05.13(Wed)

「それ、学生の頃にもらったやつかも」義実家の冷蔵庫から出てきた便秘薬→夫が青ざめた本当の理由

「それ、学生の頃にもらったやつかも」義実家の冷蔵庫から出てきた便秘薬→夫が青ざめた本当の理由

義母が席を外した隙、思い切って開けた冷蔵庫の扉

お正月の挨拶で、夫の実家を訪ねた、その日のことです。

義母はご近所への挨拶回りで席を外し、夫は居間で義父と話し込んでいました。

キッチンに立った私は、ふと、冷蔵庫の扉に手をかけます。

義実家の冷蔵庫は、いつ開けても物がぎゅうぎゅうに詰まっています。

そして、上段の真ん中には、いつからあるのか分からない、緑色のドロドロした液体の瓶が、堂々と鎮座しています。

義母は「冷蔵庫に入れておけば安心」と本気で思っていて、誰かが勝手に処分すると烈火のごとく怒るのです。

誰も瓶に手を出せず、上段は事実上の聖域。

でも、その日の私は、なぜか胸の奥がざわついていて、瓶のさらに奥を確かめずにはいられませんでした。

緑色の瓶を、そっと脇によけます。

奥の棚に手を伸ばすと、ひんやりとした白い箱の角が、指先にこつんと当たりました。

「それ、学生の頃にもらったやつかも…」夫が青ざめた瞬間

引っ張り出してみると、それは市販の便秘薬の小箱でした。

見覚えのない、古びたパッケージ。

側面には、誰かが小さく日付をボールペンでメモしていて、目を凝らした瞬間、私は思わず息を呑みました。

そこに書かれていたのは、夫の名前だったのです。

箱を抱えて居間へ向かい、夫の前にそっと差し出しました。

夫はしばらく目を細めて箱を眺め、それからゆっくりと顔色を変えました。

「それ、学生の頃にもらったやつかも…」

声は、いつもの夫より一段低くなっています。

箱は未開封ではなく、中身入りのまま。

つまり、十年以上、夫の学生時代から、この箱は冷蔵庫の奥でずっと食品と並んでいたことになります。

義父は隣で、苦笑いとも困惑ともつかない顔で頭を抱えていました。

「お母さんは、入れたら忘れちゃうからね」

義父のひと言で、私は床に視線を落とすしかありませんでした。

その後、義母が帰宅し、私と夫はこわごわと便秘薬の話を切り出しました。

義母は意外にも「あら、こんなところにあったの」と笑い飛ばし、その場で処分してくれました。

けれど、緑色の瓶については「あれは大事だから」と、相変わらず手をつけさせてくれません。

その日以降、義実家で出される作り置きの料理を口にするたびに、私の頭にはあの白い小箱が、ふっと浮かびます。

見えない奥に、いま、いったい何が眠っているのか。

義実家の冷蔵庫の扉は、私にとって少しだけ、開けるのが怖い扉になってしまったのでした。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

RANKING

OTHER ARTICLES

NEW 2026.10.06(Tue)

「あんなに脱いだのに」ロッカー室で何度も着替えた保育士。だが、駅で園児に指摘された姿とは
tend Editorial Team

NEW 2026.10.06(Tue)

「朝の配達員さん、すぐ帰ったんですけど」営業所で訴えた女性客。だが、9時12分の記録を見て黙った瞬間
tend Editorial Team

NEW 2026.10.06(Tue)

「そっちの都合なんか知らん」大雨でも配達を急かす男性。だが、上司が伝えた事実とは
tend Editorial Team

RECOMMEND

2025.10.16(Thu)

連立の前にまず政策実現を。羽鳥慎一アナの問いに国民民主党・玉木雄一郎代表が慎重な姿勢を見せる
tend Editorial Team

2026.04.30(Thu)

神田愛花、体調不良で休養を発表した夫・日村勇紀について言及→「こんな奥さん欲しかった」「すばらしい奥さん」と称賛の声
tend Editorial Team

2026.02.09(Mon)

「一番安い日替わりランチでいいや」と節約するママ友。だが、会計時に彼女が出したポイントカードを見て、空気が凍りつく
tend Editorial Team