tend Editorial Team

2026.06.29(Mon)

「つむじが2つある!これはイジワルになる」とお食い初めの場で決めつける義母。縁起の悪い一言に夫婦で沈黙

「つむじが2つある!これはイジワルになる」とお食い初めの場で決めつける義母。縁起の悪い一言に夫婦で沈黙

譲れなかった義母

息子のお食い初めを前に、夫婦で何日もかけてお店を選びました。鯛のお祝い膳が出る、近所の落ち着いた料理屋さん。私たちにとっては、それが一番でした。

大人の料理も評判がよく、小さな子を連れていく私たちには移動の負担も少なくて、ここしかないねと夫婦で頷き合っていました。

義母にも伝えておこうと連絡したのが、つまずきの始まりだったのかもしれません。決定の報告のつもりだったのに、義母の受け止めはまるで違ったのです。

「全国的に有名なホテルがいい!」

「あそこなら鯛だってちゃんとあるんだから」

私たちの選んだ店にも鯛はあります。そう言っても、義母は引きませんでした。

「お祝いごとなんだから、いいところでやらなきゃ」

夫が「こっちでもいいんじゃない」と控えめに言っても、まるで聞こえていないようでした。言い出したら譲らない人だと、私たちは知っていました。

結局、波風を立てたくない一心で、私たちが折れました。お食い初めの場所は、義母の推すホテルに決まったのです。

祝いの席で凍った空気

当日のホテルは、たしかに立派でした。義母は終始ご機嫌で、息子をのぞき込んでは目を細めています。

お店を押し切られたことは引っかかっていましたが、息子の晴れの日です。波風を立てず、笑顔で見送ってあげようと、私は自分に言い聞かせていました。

料理が運ばれてくる前、義母が息子をそっと抱き上げました。小さな頭をなでながら、ふいに声を上げたのです。

「つむじが2つある!これはイジワルになる」

夫の箸が止まりました。私も、返す言葉が見つかりませんでした。

古くからある言い伝えなのかもしれません。

でも、生まれたばかりの孫に向かって、わざわざ言うことでしょうか。

「……そういう言い方、しないでください」

そう言いたいのに、祝いの席だと思うと飲み込むしかありませんでした。夫と私は、目だけで小さくうなずき合いました。

夫の決断

家に帰ってから、私は夫にすべて話しました。お店を押し切られたことも、つむじの一言が悲しかったことも。

「正直、今日はずっと嫌だった」

夫は静かに聞いて、それから言いました。

「よっぽどのことがない限り、もう関わらなくていい」

その日から、義母との連絡は夫が引き受けてくれています。会う機会も、自然となくなりました。

角を立てずに距離を置く。それが今の私たちの選んだ形です。間違っていないと思いたいのに、胸の片隅には、まだ言葉にできないもやもやが残ったままなのです。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

RANKING

OTHER ARTICLES

NEW 2026.10.05(Mon)

「えー、かわいい!これ着る!」買い物に失敗したと思った母。数年後、娘を見て笑った理由
tend Editorial Team

NEW 2026.10.05(Mon)

「昨日のは、なんていう曲?」隣のお風呂の歌声を気にしていた私。だが、ママ友の一言で固まった理由
tend Editorial Team

NEW 2026.10.05(Mon)

「Mなら余裕だよ」とサイズ表を見なかった私。だが、届いたジャケットを長男が着て分かった勘違い
tend Editorial Team

RECOMMEND

2026.09.07(Mon)

親戚にもらったブランド財布を7か月後に売却…友人「いらないなら俺がブランド財布欲しかった」
tend管理者

2025.09.09(Tue)

【沖縄】国際通りはがっかりスポット?それとも最高?口コミから見えたリアルな姿と賢い楽しみ方とは?
tend Editorial Team

2026.03.16(Mon)

「完全にアウトで辞職案件」「市民の信頼を裏切った」と批判続出。八代市・小野泰輔市長が速度超過で謝罪「イラッとした」と説明
tend Editorial Team