「ごめん、急に今日飲み会になったわ」夕食完成直後に夫からの報告。激怒した妻が送った写真で態度が一変
「ママ、今日のお肉すっごくいい匂い!」
目を輝かせる子どもの声に、私も思わず頬が緩みます。
今日は奮発して買った、特大の霜降りステーキ。
フライパンから立ち上る香ばしい匂いが、キッチンいっぱいに広がっています。
完璧な焼き加減で仕上げ、あとは夫の帰りを待つだけ。
テーブルには色鮮やかなサラダと、コトコト煮込んだ熱々のスープも並んでいます。
「パパ、早く帰ってこないかなあ」
待ちきれない様子の子どもをなだめながら、私も夫の喜ぶ顔を想像していました。
湧き上がる怒り
ピコン。
食卓の準備がすべて整ったまさにその瞬間、私のスマホが鳴りました。
画面を見ると、夫からのメッセージ。
「ごめん、急に今日飲み会になったわ」
……は?
思わずスマホを持つ手にギュッと力がこもります。
時計を見れば、もうすっかりいい時間。
急な飲み会が入ったなら、もっと早く連絡できるはず。夕方にはわかっていたことでしょうに。
一生懸命準備した夕食。しかも今日は特別に良いお肉を用意したのに。
目の前で少しずつ冷めていくご馳走を前に、ふつふつと静かな怒りが湧き上がってきます。
「せっかくパパのために美味しく焼けたのにね……」
悲しそうな子どもの顔を見て、私の心は決まりました。
ただ文句を言って泣き寝入りするなんて、絶対に嫌。
最高の飯テロと、痛快なディナータイム
深呼吸をして、私はスマホのカメラを立ち上げます。
肉汁がキラキラと光る、最高のステーキ。
一番美味しそうに見える角度を探り、パシャリと一枚撮影しました。
そして、夫への返信画面を開き、一切の怒りを感じさせないよう極めて冷静に文字を打ち込みます。
「了解。今日の豪華なステーキは私と子供で美味しくいただきます」
先ほど撮った最高の一枚を添えて、送信ボタンをタップ。
すると、ものの数秒で夫から慌てたような返信が来ました。
「えっ、今日ステーキだったの!?俺の分は残しておいて…(泣)」
普段の飲み会ならウキウキで出かけていくくせに、お肉の写真を見た途端に手のひらを返す夫。
画面の向こうで本気で後悔している姿が目に浮かび、思わずクスッと笑ってしまいました。
「ママ、もう食べていい?」
「うん、冷めないうちにいっぱい食べようね!」
もちろん、夫からの未練がましい泣きの連絡は華麗にスルー。
「うわぁ、すっごく柔らかい!」
「本当だね。パパがいなくて残念だけど、私達だけで全部食べちゃおうか」
最高級のステーキは、口の中でとろけるような美味しさ。
ちょっとした復讐のスパイスも加わって、いつにも増して極上で、最高にスカッとするディナータイムとなりました。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














