「下の子いるなら早く帰りなよ」私を仲間はずれにしたママ友→小学校で立場が逆転した理由とは
輪を囲むように立って、私を外そうとするママたち
幼稚園の送り迎えで、私が話しかけたときのことでした。
「下の子いるなら早く帰りなよ」
顔見知りのママたちを引き寄せるように立ち、ひとりのママが私にそう言いました。
彼女たちは輪を囲むように体を寄せ合い、私の入る隙間をふさいでしまいます。
仲間はずれの始まりでした。
もともとは、私が近所のママ数人とよく立ち話をしていたのです。
そこへ、おしゃれで感じのいいママが「混ぜて」と入ってきました。
「私もそのお店、気になってたの。今度一緒に行こうよ」
話し上手で、はじめのうちは私もすっかり打ち解けていました。
ところが彼女は、いつしか妙なことを言うようになります。
「私の方が仲いいから、チャットに入れてもらったの」
連絡用のグループに加わったことを、得意げに自慢するのです。
私が話に入ろうとすると、決まって話題をさっと変えてしまいます。
彼女の狙いは、私が親しくしていたママたちと仲良くなること。
そのために、橋渡し役だった私を輪から押し出そうとしているのだと、だんだん分かってきました。
小学校で立場が逆転した、本当の理由
くだらない、と思いました。
私はあえて言い返さず、ひとりで動くことを選びます。
「お先にね」
無理に輪に入ろうとせず、自分のペースで過ごすようにしました。
モヤモヤを抱えた日もありましたが、群れないと決めた心は、案外しっかりしていたのです。
やがて子どもたちが小学校に上がった頃、昔のママ友がそっと近づいてきました。
「実はね。あの人、もうみんな離れちゃったの」
えっ、と私が顔を上げると、彼女は声をひそめて打ち明けます。
「仲良くしたいからって、物をたくさんくれるんだけど、あとで見返りを求めてきて」
「それに、人の悪口がとにかく多くて。さすがにみんな疲れちゃった」
「この前なんて、あなたのこともいろいろ言ってたよ」
そう打ち明けられて、私は思わず苦笑いを浮かべました。
あれほど彼女を囲んでいたママたちが、その正体に気づいて、次々と距離を置いたというのです。
私を外す側だったはずの彼女が、いつのまにか外される側になっていました。
「あなたが先に離れたの、正解だったね」
そう言われて、私はゆっくり首を横に振りました。
「ううん、ただ、しんどかっただけ」
けれど胸の奥では、あの判断は間違っていなかったと、はっきり思えたのです。
今は気の合う数人と、誰かに張り合うこともなく過ごしています。
肩の力の抜けた、心地よい毎日でした。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














